小出(こいで)地区コース:長井市観光ポータルサイト
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| 宮(みや)地区コース | 前のページへ戻る |
(1)桑島記念館(くわじまきねんかん)
1927年建築。鉄筋コンクリート造りのように見えますが木造の建物です。ゴシック建築の名残の棟飾りやドーマウィンドー(高窓)、石造りに似せた人造石洗い出しの外壁に特色があります。
※内部はイベント時のみ一般公開しています。
(2)旧小池医院
1931年建築。イギリスのチェスター、ドイツのマールブルグに今も残るヨーロッパ17世紀のチューダー朝のスタイルです。八角形の塔屋が印象的。※内部は非公開です。
(3)あら町通り
昔ながらの建物が多いあら町ですが、このあら町は「水のまち」と言われるほどまちの中を水路が縦横無尽に走っており、昔から生活用水や産業用水として使用されています。茅葺屋根の建物や蔵と水路を見ながら楽しめる通りです。また、黒獅子の造り物がある街路灯にも注目です。(4)やまいち松龍園(しょうりゅうえん)
明治時代に筋向いの山一醤油より分家、当初は質屋業であった。敷地内にはお茶蔵など三棟の蔵があり、また地区特有の水路が食用の黒鯉を飼う池と坪庭の池に流れている。(5)山一醤油店
店舗、仕込み場、醤油蔵は国の有形文化財に登録されています。寛政元年(1789年)に創業した味噌・醤油の醸造蔵。現在の建物は大正九年に建築されました。店舗部分は鉄板葺で、正面を切妻造平入の店舗棟、後方を両下造の事務所棟とする。正面に格子を建て、内部の南側を通り土間とするなど、長井の伝統的な商家の形態をよく留めています。仕込み場は土蔵造平屋建、切妻造鉄板葺で、醤油蔵は木造平屋建、切妻造鉄板葺。内部には水路による洗い場や煉瓦窯があり、最奥に土蔵造の味噌室と麹室をつくります。
(6)元 羽陽銀行(もと うようぎんこう)
昭和九年(1934年)に建てられた洋風建築物。玄関の両脇にあるギリシャ風の丸い柱が特徴。※内部は非公開です。
(7)齋藤家
主屋と土蔵は国の有形文化財に登録されています。主屋は通りに面する木造2階建て平入りで、屋根は茅葺の切妻造りとなっています。土蔵は主屋の南側に接続されており、2階建て土蔵造り、屋根は鉄板葺の置屋根になっています。外壁は土壁で入口付近を黒漆喰、窓まわりを白漆喰で塗り、明治初期の様式美を今に伝えています。※内部は非公開です。
(8)交差水路
水路が交差している立体水路です。なかなかお目にかかれない珍しい水路です。(9)長遠寺(ちょうえんじ)
長遠寺と白山神社(長遠寺のとなりの神社)の境内は、昔三間の館濠と土塁をめぐらした地頭屋敷でした。鎌倉初期、長井泰茂(ながいやすしげ)に従って大須賀郷(千葉県)から長井の庄に来た大須賀氏が長光(ながみつ)の時に小出村地頭としてこの地に館をかまえたのが始まりです。明治以降の戦争で戦場に出かけた夫や子供が丈夫な脚で長距離行軍に耐えられるようにと、“わらじ”や“足のひら”の形をした石を奉納される。現在も長さ2mの“わらじ”がかけられております。
(10)平野川
長井には市内のあちらこちらに水路があり、その水路沿いを歩ける小道がたくさんあります。コースから一歩裏道に足を運んでみると、小川がたくさんあり、その小川に沿って歩くこともできます。群生する梅花藻(ばいかも)やセキショウモを楽しめたり、ちいさな魚やハグロトンボを見て楽しめたりと違った楽しみ方ができます。この平野川にも川面に可憐な花を咲かせる梅花藻の見どころがあります。梅花藻は初夏から初秋にかけて花を咲かせます。(11)やませ蔵美術館
江戸時代から続いていた紬問屋「山清(やませい)」の屋敷にある五つの蔵を解放して、平成3年7月に開館した美術館で、明治時代に建てられた蔵々には、代々の当主が集めた美術コレクションを中心に、紬関係の資料などを展示。現在は四つの蔵に展示されています。敷地内には水路、四季折々の草花が美しい庭、その庭に澄んだ音色を響かせる3か所の水琴窟があります。秋には落ち着いて紅葉を鑑賞できる場所として人気があります。
(冬季休館:11月下旬〜4月上旬)
但し、団体予約の場合入館可(応相談)
予約は2週間前までにお願い致します。
0238-88-5279(長井市観光協会)
(12)白つつじ公園
毎年、5月10日から5月31日まで白つつじまつりが開催されます。つつじ以外にも春には桜、秋には紅葉と見どころが多い公園です。園内の東屋は、まち歩きの休憩に最適!園内は無料で一般公開しています。くわしくは「つつじ」の項目をご覧ください。
(13)最上川堤防千本桜(もがみがわていぼうせんぼんざくら)
大正4年、大正天皇御即位大典の記念に最上川左岸、昭和13年に最上川右岸の、さくら大橋・長井橋間約2キロメートルに、「ソメイヨシノ」約300本が植えられました。くわしくは「桜」の項目でご紹介していますのでそちらをご覧ください。(14)最上川フットパス
フットパスとはイギリスで発祥した「歩くことを楽しむための小道」のことを言い、最上川沿いには、最上川フットパスが整備されています。フットパスの魅力はゆっくり歩くことで乗り物では気づきにくい地域の魅力を発見できるところです。長井の最上川フットパスは「水」カテゴリ内、最上川発祥の地でご紹介しています。そちらもご覧ください。この最上川フットパスルート上には、2か所の船着場跡があり、小出船着場跡付近にはフットパス名物の飛び石もあります。(15)小出船着場跡(こいでふなつきばあと)
1804年頃あら町地区が発展してくると、宮船着場(宮地区コースでご紹介しています)からは当時の陸上輸送の距離が遠くて不便だったため小出地区の商人達の私財で小出舟場が作られ、次第に活気を呈していきました。(16)おらんだ市場 菜なポート
市民直売所の「おらんだ市場菜なポート」では新鮮な地元の果物や野菜の他、お菓子や精肉、友好都市の物産品など様々な商品を販売しています。「行者にんにく」と「ニラ」を交配した「行者菜」は長井の特産品となっており、5月〜9月頃に店頭に並びます。一般家庭から出る生ゴミを回収し、コンポストセンターでたい肥に変え、田畑への肥料として安全で安心して食べられる有機農法による野菜などが食卓へ戻る「地域循環型システム」のレインボープラン認証野菜もこちらで販売しています。
おみやげはこちらでどうぞ!