宮内駅開業記念カードその4:長井市観光ポータルサイト|特派員

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宮内駅開業記念カードその4


 記念カードの中には医院や商店、銀行も紹介されているが、製糸工場の写真も2枚ある。米沢藩以来の養蚕を生業としていた地域経済が、製糸・繊維産業として近代化されていく様子を知ることができる。しかも、株式会社としての操業である。

 山形市に住む知人から「曽祖父の時代には、荒砥町辺りまで桑を売りに行っていたそうだ。」との話を聞いたことがある。軽便鉄道法が施行されてすぐに、長井線が実現することになった理由の一つが、ここにあるのかもしれない。

 この当時の養蚕、製糸産業の重みを、もう一度考える必要があるようだ。そして、2枚の写真の中に、「長井町の有志と連合して、軽便鉄道建設に動いた人物」がいるかもしれない。

 

【資料提供:ふるさと資料館・時代のわすれもの(南陽市宮内)】


2019.07.12:Copyright (C) 山形鉄道おらだの会
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