▼田んぼ道 あの娘と食べた 道の草
昭和30年代。英さん。は小学生だった。学校帰り、よく道草を食ったものだ。みんな、そうだった。道草・・・・・本当に「道の草」を食ったのだ。それは「スカナ」という草。いわゆる「スカンポ」である。その茎を食べる。ちょっと「酸っぱい」菜っ葉・・・・つまり「スッカイ」菜・・・・・だから「スカナ」だと聞いた。学校帰りのごちそうだった。食べ過ぎて、腹をこわした者もいた。田んぼに農薬を使うようになって「スカナ禁止令」が出た。それでも、よく洗って食べた。写真のように大きくなっては、固くて食べられない。花開く前の軟らかいうちがベストだ。塩をつけると、さらにおいしくなる。わかる人は、団塊の世代だろう。下のは、似て非なる「ヘビスカナ」だ。形は同じだが、かなり大きく、毒があるから食べてはいけないと言われていた。正式名は「ギシギシ」である。
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2016.05.26:hidesan
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