イザベラ・バードが越えた山:市民記者育成講座

市民記者育成講座
イザベラ・バードが越えた山


「花スポ」10月のトレッキング教室は黒沢峠の敷石道散策。
あいにくの雨の中、「もしかしたら」の幸運を期待してバスはスタート。
めざすは小国町市野々向原。横川ダムの湖底に架かる「不動出生橋」(ふどういづるぎ橋)を渡って峠道を小国方面へ向かうコースのようだ。



ところが残念!湖底の道は水中に沈み、不動出生橋だけが筏のように水面に浮かんでいるように見える。
コース案内に「6月16日〜9月30日の間湖底の街道が現れる」とあったのは本当だった。
・・・考えてみれば当然の話だベェ。今日は10月12日だ。・・・



歩き始める場所を変更して散策開始。ダム湖西岸から西方をめざす。
雨の中、にぎやかに峠道を歩き始めたのだが ‐‐‐‐
・・・あーッ! キノコだあーッ!・・・
隊列は突如みだれ、峠道をはなれた。ガイドさん、めっぽうキノコに強い。



・・・戦果はこんなもんだよ、白い袋に採りホーダイさ・・・

 

頂上を過ぎるとゆったりとした峠道が続く。
イザベラ・バードは急峻な行程に難儀したそうだが、こんな景観を見てなにを思ったのだろうか?戊辰戦争の舞台にもなったのだとか‐‐‐‐

 

越後北蒲原の百姓のおんちゃ(次男)だった我が曽祖父は、米沢でヒトハタ揚げようと明治初期に郷里を離れたのだとか。どんな心境でこの峠を越えたのだろう?
ヒトハタ揚がったかどうかは別として、彼がこの峠を越えていなければ偏屈老人の存在はないことだけは確かだ。



全行程を歩き終えて「ハイ、パチリ」。
心配した雨もそんなにひどくなかったし、キノコはいっぱい採れたしョ、満足そうな笑顔を見てオゴヤぇ。
毎回想定外のことがあってオモシャイよー。

マツタケ採れたかッテ?
だれか採ってるカモ‐‐‐‐ マツタケ採ったーッテ吹聴する人アンマリいないベシタぁ。


2016.10.15:Copyright (C) シルバー族のひとりごと
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