▼真夏日に 樹氷原コースを 大滑降
台風9号が山形県をかすめて去った翌日、花スポのトレッキング教室で蔵王へ行ってきた。「台風一過の山歩きびより」と都合よくはいかず、霧がただよう中を出発した。「いろは沼」をめざして樹氷高原駅から乗ったリフトの左右を、多数のきれいな蝶が飛び交っている。我が家の周辺では見られない蝶で気になってしようがない。名前もわからない。 ‐‐‐北 杜夫センセーなら一発で名前が出てくるんだろうなあ‐‐‐歩き始めると足元のリンドウの濃い紺色が目を惹きつける。いまが盛りのようだ。ゴゼンタチバナの実が赤いことを初めて知った。花にしか目が向いていなかった。霧は依然として晴れず、湿原の植物を眺めながら「いろは沼」の木道を歩く。「観松平」を巡って「黒姫山展望台」に立っても見えるのは霧の絶景のみ。昼食後は大滑降の始まりだ。樹氷原コースをひたすら降りる。スキーなら数分で滑り降りるコースを1時間以上かけて悪戦苦闘する。ようやくロープウェイ山麓駅に到着。‐‐‐くたびッチャー!‐‐‐最後に訪れた「鴫の谷地沼」では天然記念物サンの表敬訪問を受けた。 ‐‐‐クマさんでなくて、エガッタ、エガッターッ!‐‐‐尚、蝶の名は同行メンバーの人に教えてもらった。その名は『アサギマダラ』
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2016.08.25:k-ichiro
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