▼「百聞は一見に如かず」を実感した
隣町のホールで上演された歌劇『魔笛』を観てきた。学生のころからレコードやCDでクラシック音楽を楽しんできたが、歌劇だけは敬遠してきた。言葉がわからないので、どんな場面なのか、何を言っているのかまったく想像つかないないからだ。‐‐‐さあ、これからはじまるぜっ‐‐‐ 聴くものをワクワクさせる軽快な序曲。‐‐‐ピロロロン、ピロロロン‐‐‐ 笛の音が印象的なパパゲーノの鳥刺しの歌。そして聴くものを圧倒する超絶的な夜の女王のアリア。個別には何度も聴いていたのだが、通しで聴いたことはなかった。だが今回は日本語なので、ストーリーを追いながら、生演奏で、聴くことができた。最後まで退屈しないで聴くことができた。こんなに身近で、こんなに手軽にクラシック音楽を楽しむことができるとは・・・ところでナマで聴く「夜の女王」のアリア、圧巻だった。そしてモーツァルト最後の歌劇は「魔」の字でイメージする怖い話の歌劇ではなく、なんとも楽しいおとぎ話だった。
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2016.12.11:k-ichiro
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