▼夏至から冬至まで 90度 2時間40分
2016年12月21日は冬至。1年で最も昼の時間の短い日。偏屈老人の中で冬至といえば、雪が降る寒い日、雪は降らなくてもどんよりと雪雲がかかり1日中寒い日、午後4時前には薄暗くなる陰気な日、といった暗いイメージしかない。ところが今年の冬至は、朝の濃霧が晴れたらこの時期には珍しい快晴となった。4日前に降った雪は跡形もなくなり、穏やかな日和に誘われて散歩に出た。ミヤマザクラの実だけが落果もせずに枝をしならせている。鳥も食わないのか・・・実を口に含んでみる。  マズイッ! スッパクもなければ、ニガクもない。「味もそっけもないとはこのこと」とナットク。そして、冬至の夕日がどこまで南下しているのかを確かめる絶好の天候でもあった。我が家から見てどのあたりに日が落ちるのか。このあたり、あのあたりと予想しながら日暮れを待った。午後4時すぎ、太陽は予想よりもはるかに南の飯豊連峰の向こう(南西方向)に沈んだ。夏至の時は6時50分ごろ葉山連山の南端あたり(北西方向)に沈んだと記憶している。地図で線を引いてみるとおよそ90度移動していることを確認してこれまたナットク。
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2016.12.23:k-ichiro

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