▼避難者交流会 「被災地支援活動の講演会&芋煮会」
東日本大震災から5年が経過し、原発の被害を風化させないため、5年間を振り返る機会として、10月22日(土)中央会館において『講演会&いも煮交流会』を開催しました。 以前長井市に避難されていた方も含め、多くの方に参加していただきました。 講演会に先立ち、希望者のみ市内巡りを行いました。コースは総宮神社とその周辺エリア、古代の丘、長井ダムなどです。紅葉はまだ早く残念でしたが、急きょ講師の里見さんが参加され、賑やかで楽しい小旅行になりました。 午後3時から、「東北から真のライフスタイルを」と題して、里見喜生(さとみ よしお)さんを講師に迎え、お話をしていただきました。里見さんは福島県郡山市で「NPOふよう土」を設立し、障害を持つ子どもやその家族の支援活動をされている方です。震災後の様子を話しているとき、「当時のことがすぐ甦ってくる。」と言葉を詰まらせる場面もありました。 震災から5年以上経過していますが、今でも当時と変わらない場所があり風化させてはいけないなと感じました。 最後に「未来ある子供達を守り、育てることを、第一優先で考える地域にならなければいけないこと、を伝え続けていくこと。」で締めくくり、講演会は終了しました。講演会の間子ども達は、折り紙でコマを作ったり、近くのけん玉会館でけん玉の講習を受けたり、すっかり仲良しになりました。午後5時から、いも煮会を行いました。以前長井市に避難されていた方に案内を出したところ、福島県から3家族12名の方に来ていただき、総勢大人36名子供10名合計46名の方に参加していただきました。大人達は、久々の再会で話題が尽きないようでした。夕方の交流会なのでアルコールも出て、もちろんお酒は鈴木酒蔵店長井蔵の「甦る」と「いわき壽」です。子ども達の元気な姿や、お子さんが誕生し家族が増えた世帯もあって、穏やかで和やかな交流会となりました。「また来年会いましょう。」で閉会となりました。充実感が残った交流会でした。
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2016.11.15:n-shakyo
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