大学生が雪かきをしにやって来た:尾花沢の草の根情報!「おばね情報最前線」
尾花沢の草の根情報!「おばね情報最前線」
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大学生が雪かきをしにやって来た
ブログ更新遅れましたすみません!
2月の5日から10日間に亘り鶴子地区での3名の大学生(細野さん24歳、山本さん20歳、笹原さん20歳)受入の手伝いをしていました。
以前ブログで紹介した小野田金司さんとのつながりで、神戸夙川学院大学と鶴子での雪かきインターンシップが実現しました。
今回のインターンの主旨は、いくつかあります。
・雪かきが若者招致のきっかけとなることを観光学専門の大学生から経験してもらい観光の視点からも尾花沢を見てもらいたかったということ。
・この先大きな課題となる老人世帯の雪かきを市外、県外から来た若いひとに協力してもらうということ。
・前述にもつながることですが、大学生と集落との雪を通した交流。
・長期の受入は集落で可能なのか?またどういった課題があるのかということ。
写真とともに活動を報告します。
こちらに着いてすぐの光景です。手形をつけてはしゃぐ山本さん。見たことのない雪、当然の反応です笑 こちらに来て最初に皆が言った言葉は、「この雪ほんまに無くなるんですか?」でした。僕もよく思います。
そーです。なくなるんです!
インターン中、宿泊は民泊です。お世話になる鶴子のひとたちと握手を交わしました。10日間よろしくお願いします!
活動開始から毎日毎日お世話になる家やお年寄り世帯で雪かきをしてもらいました。それでもまだやり足りない、もっとやりたかったと言ってくれました。お世話になった鶴子に何か返したいという思いからです。受けた優しさは返したいと誰だって思います。
雪庇(せっぴ)落としも経験しました。雪はきれいな反面襲い掛かることだってあります。作業も作業状況や場を考えながらしなくてはなりません。甘くみると大変なことになるのです。
山形新聞記者、長瀬さんのインタビューに答える細野君。こんなことも初めてですと緊張していました。
こんな氷みたことない!と記念写真を撮る笹原君。雪かきは雪だけじゃない!氷も割ってかきます。
雪祭りの雪像つくりのお手伝いもしてもらいました。こういったお手伝いも観光に取り込めるとの意見をいただきました。
スキー場での焼き芋、玉こん、牛スジ煮込みの売り子もしてもらいました。東北のスキー場に関西弁で商売です笑 その甲斐もあり完売です!
各お手伝い先でお茶をいただきました。漬物に玉こん初めて食べるものばかりです。こちらのことやあちらのことをお話しながらわいわい楽しい一服です。
夕食は受入のおうちで、今日の出来事など様々なことを話しながらゆっくりと過ごしました。あっという間に過ぎてゆく毎日。充実したものである証拠です。
雪祭りに合わせて鶴子のおうち一つひとつに写真の雪灯篭を作るプロジェクトを大学生とやりました。吹雪きの中、何軒も何軒もがんばりましたが、約20軒しかできませんでした。道にも穴を作りろうそくを立てたり、できることをできるだけ精一杯やりました。
灯篭を作らせていただく家一軒一軒にお話する中で「休んでいけ」、「ご苦労様」、「若い子が来るとにぎやかになるな」、「ありがとな」などの言葉をかけていただきました。他にも雪で埋もれないようにビニールをかけてくれたり、色をつけてくれたり…。
僕自身も尾花沢のあたたかさを改めて実感しました。
最近では不景気や震災により若者のボランティア意識の高まりがみられます。しかし、思いがあっても活かす場所とやり方がわからないようです。
大切な気持ちを活かせる場所が尾花沢にはたくさんあります。
成人の若者をこういったかたちで呼ぶことで力となり、さらには尾花沢に特別な思いと感情をもっていただけると思うのです。住み着くひとさえ必ず出ます。僕はこれまで集落のひとや生活に触れることで、この感情が個々に芽生える瞬間を何度も目にして来ました。
そのために一番大事なことはここで暮らす人の理解と協力。そしてお互いが特別な関係になれるということを想像できるかどうかです。
目標は、集落の依頼で若者が応えること。
求めない自然な「give and take」です。
その結果、「あなたやこの場所が好きだから私は力になりたい。」
お互いが単純にそう思えばいつまでもその関係は続きます。
石川君や僕が毎日感じていることです。他の協力隊や仲間皆が感じることです。
それが続いてゆき尾花沢と繋がる若者が百人、千人になったとき雪の課題、耕作放棄地の課題、空家の課題など様々な面でアプローチの幅は広がってゆくように感じます。なぜか若者があつまる町、尾花沢。素敵ですよね☆
たくさんのひとの協力で今回のインターンシップが無事に終わりました。
おつかれさまでしたm(_ _)m
最後に。
神戸から来た山本さんと鶴子のタカ子さん、お別れの一枚です。
たくさんの答えがこの写真いっぱいに詰まっています。
2012.02.23:Copyright (C)
おばねの地域おこし協力隊!
すばらしい!
今回はまた一段といい記事ですね。
さすが、コトー先生!
コトー先生自慢の尾花沢を、3月までに一度は訪れてみたいと思ってます。
夏場に道の駅周辺とその近くにあるスイカ屋には行ったことのあるヌリくんの裏の人でした(笑)
ではでは〜
2012.02.27:ヌリくんじゃない方 [
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冬のおばねもいいですよ
僕が帰る前にきてくださいよー
2012.02.27:古藤じゃない方 [
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おはようございます!
ヌリ君じゃない方のひと
三月で協力隊を辞めるそうですね(:_;)
結婚とかこれからのことを考えるとなかなか難しいですよね。
考えた末の決断、すごくわかったよ。
地域のことを考える前に自分のこと考えなさいと言われたら、確かにそれもそのとおりだと思います。
またヌリさんと石川君もいる間に尾花沢きてくださいな。
これからの川西町のことも聞かせてください。
とにかくこの冬の絶景をみてください!
まってま〜す♪
2012.02.27:古藤である方 [
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さすがです!
さすが石か…コトーさん!
いい記事を書いてくださる。
このまま記者になれそうな感じですねー。
協力隊辞めて広報か新聞社に入ってみては?(´д`)
−雪10t車で大学まで持ってけばいいのに…−
2012.02.28:くまさん [
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くまさん
昔お前の文章は駄目だと
父親にだいぶん指摘されましたよ。
今だって変わらないと思いますよ笑
尾花沢のひとは県外に出る人によく持ってけ〜って言いますよね。
神戸に帰るまでに雪解けますね笑 そしたらおかわりでまた取りに来て、んで神戸に帰るまでに雪解けて、そしたらまたおかわり・・・。くまさん!これいけそうですよ!!!!
あて☆
2012.03.05:古藤タク [
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2月の5日から10日間に亘り鶴子地区での3名の大学生(細野さん24歳、山本さん20歳、笹原さん20歳)受入の手伝いをしていました。
以前ブログで紹介した小野田金司さんとのつながりで、神戸夙川学院大学と鶴子での雪かきインターンシップが実現しました。
今回のインターンの主旨は、いくつかあります。
・雪かきが若者招致のきっかけとなることを観光学専門の大学生から経験してもらい観光の視点からも尾花沢を見てもらいたかったということ。
・この先大きな課題となる老人世帯の雪かきを市外、県外から来た若いひとに協力してもらうということ。
・前述にもつながることですが、大学生と集落との雪を通した交流。
・長期の受入は集落で可能なのか?またどういった課題があるのかということ。
写真とともに活動を報告します。
こちらに着いてすぐの光景です。手形をつけてはしゃぐ山本さん。見たことのない雪、当然の反応です笑 こちらに来て最初に皆が言った言葉は、「この雪ほんまに無くなるんですか?」でした。僕もよく思います。
そーです。なくなるんです!
インターン中、宿泊は民泊です。お世話になる鶴子のひとたちと握手を交わしました。10日間よろしくお願いします!
活動開始から毎日毎日お世話になる家やお年寄り世帯で雪かきをしてもらいました。それでもまだやり足りない、もっとやりたかったと言ってくれました。お世話になった鶴子に何か返したいという思いからです。受けた優しさは返したいと誰だって思います。
雪庇(せっぴ)落としも経験しました。雪はきれいな反面襲い掛かることだってあります。作業も作業状況や場を考えながらしなくてはなりません。甘くみると大変なことになるのです。
山形新聞記者、長瀬さんのインタビューに答える細野君。こんなことも初めてですと緊張していました。
こんな氷みたことない!と記念写真を撮る笹原君。雪かきは雪だけじゃない!氷も割ってかきます。
雪祭りの雪像つくりのお手伝いもしてもらいました。こういったお手伝いも観光に取り込めるとの意見をいただきました。
スキー場での焼き芋、玉こん、牛スジ煮込みの売り子もしてもらいました。東北のスキー場に関西弁で商売です笑 その甲斐もあり完売です!
各お手伝い先でお茶をいただきました。漬物に玉こん初めて食べるものばかりです。こちらのことやあちらのことをお話しながらわいわい楽しい一服です。
夕食は受入のおうちで、今日の出来事など様々なことを話しながらゆっくりと過ごしました。あっという間に過ぎてゆく毎日。充実したものである証拠です。
雪祭りに合わせて鶴子のおうち一つひとつに写真の雪灯篭を作るプロジェクトを大学生とやりました。吹雪きの中、何軒も何軒もがんばりましたが、約20軒しかできませんでした。道にも穴を作りろうそくを立てたり、できることをできるだけ精一杯やりました。
灯篭を作らせていただく家一軒一軒にお話する中で「休んでいけ」、「ご苦労様」、「若い子が来るとにぎやかになるな」、「ありがとな」などの言葉をかけていただきました。他にも雪で埋もれないようにビニールをかけてくれたり、色をつけてくれたり…。
僕自身も尾花沢のあたたかさを改めて実感しました。
最近では不景気や震災により若者のボランティア意識の高まりがみられます。しかし、思いがあっても活かす場所とやり方がわからないようです。
大切な気持ちを活かせる場所が尾花沢にはたくさんあります。
成人の若者をこういったかたちで呼ぶことで力となり、さらには尾花沢に特別な思いと感情をもっていただけると思うのです。住み着くひとさえ必ず出ます。僕はこれまで集落のひとや生活に触れることで、この感情が個々に芽生える瞬間を何度も目にして来ました。
そのために一番大事なことはここで暮らす人の理解と協力。そしてお互いが特別な関係になれるということを想像できるかどうかです。
目標は、集落の依頼で若者が応えること。
求めない自然な「give and take」です。
その結果、「あなたやこの場所が好きだから私は力になりたい。」
お互いが単純にそう思えばいつまでもその関係は続きます。
石川君や僕が毎日感じていることです。他の協力隊や仲間皆が感じることです。
それが続いてゆき尾花沢と繋がる若者が百人、千人になったとき雪の課題、耕作放棄地の課題、空家の課題など様々な面でアプローチの幅は広がってゆくように感じます。なぜか若者があつまる町、尾花沢。素敵ですよね☆
たくさんのひとの協力で今回のインターンシップが無事に終わりました。
おつかれさまでしたm(_ _)m
最後に。
神戸から来た山本さんと鶴子のタカ子さん、お別れの一枚です。
たくさんの答えがこの写真いっぱいに詰まっています。