26日より「寄贈記念特別展 加藤丈策と里内直次」を開催中です。本間美術館では久しぶりの洋画、郷土作家を取り上げた展覧会です。
里内直次の作品22点と加藤丈策の作品58点(デッサンを含む)をご紹介しています。
里内直次(1913〜2004)は滋賀県出身。川端画学校でデッサンを、東京美術学校で彫刻を学び彫刻家として活躍が期待されていましたが、兵役中の負傷から彫刻を断念し絵画へ転向しています。
戦中に秋田県象潟町に移住し、その後は長く酒田東高校や青年センターでの絵画教室などで美術の指導を続けました。
作品は人物・静物・風景が多く、どれも明るく安定した構図から穏やかな印象を与えます。
加藤丈策(1901〜1998)は山形県酒田市出身で、関西美術院日曜部で絵画を学びました。
のちに帰郷し、農業や酒田西高校・商工高校で教鞭をとりながら、創造美育協会に入会し制作に励みました。
その代表作は農村に生きる女性を描いた裸婦像で、デフォルメされた独特の形態をした姿からは強靭な生命力が感じられます。
二人作品を、今回のようにまとまった形でご覧頂ける機会は少ないと思いますので、ぜひご来館下さい。
26日より「寄贈記念特別展 加藤丈策と里内直次」を開催中です。
本間美術館では久しぶりの洋画、郷土作家を取り上げた展覧会です。
里内直次の作品22点と加藤丈策の作品58点(デッサンを含む)をご紹介しています。
里内直次(1913〜2004)は滋賀県出身。川端画学 校でデッサンを、東京美術学校で彫刻を学び彫刻家として 活躍が期待されていましたが、兵役中の負傷から彫刻を断 念し絵画へ転向しています。
戦中に秋田県象潟町に移住し 、その後は長く酒田東高校や青年センターでの絵画教室な どで美術の指導を続けました。
作品は人物・静物・風景が 多く、どれも明るく安定した構図から穏やかな印象を与え ます。
加藤丈策(1901〜1998)は山形県酒田市出身で、 関西美術院日曜部で絵画を学びました。
のちに帰郷し、農 業や酒田西高校・商工高校で教鞭をとりながら、創造美育 協会に入会し制作に励みました。
その代表作は農村に生き る女性を描いた裸婦像で、デフォルメされた独特の形態を した姿からは強靭な生命力が感じられます。
二人作品を、今回のようにまとまった形でご覧頂ける機会は少ないと思いますので、ぜひご来館下さい。