▼【次回展覧会予告】若き激情の画家 小野幸吉
2017年1月7日(土)〜 2月20日(月)夭折の画家・小野幸吉の大回顧展を開催します。現存する作品は50点ほどと言われており、そのうち約40点を本間美術館で保管・収蔵しています。当館でしか開催できないであろう小野幸吉展は必見です!  小野幸吉は、明治42年(1909)酒田に生まれました。幼少より病弱でしたが、16歳の頃から絵に熱中し酒田中学(現酒田東高校)を中退して上京。そこで太平洋画会研究所や川端画学校、一九三〇年協会研究所などで本格的に絵を学びます。小野の作品は、一九三〇年協会展(独立展の前身)、槐樹社展、国際美術展、第26回二科展にそれぞれ入選し、20歳頃にはすでに高い評価を受けていました。 本展では、病状が悪化しながらも描ききった代表作であり絶筆の「ランプのある静物(A)」をはじめ、持病であった鼻血を嫌い、自身の鼻を塗りつぶして描いた「ガウンを着た自画像」や身近な風景など、どれも若き激情の画家の等身大の姿が映し出されているようです。鋭い感性から生み出される、痛いほど鮮烈な美をご覧ください。  
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2016.12.18:homma-m

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