脳科学:東根市観光物産協会

東根市観光物産協会
脳科学


最近、仕事柄、脳科学者の茂木健一郎氏の本を読む機会が増えました。
この前は、幸福になる「脳の使い方」PHP新書、「脳が変わる生き方」 PHP研究所
を読みました。
今回の読書で感動したことは、共感能力は、人間だけでなく動物にもあるのですが、
心を読み取る脳力は人間にしかない。と言うことです。

動物も仲間が怪我をしてウォーン、ウォーンと鳴いていれば、自分もウォーン、ウォーンと鳴きます。これは共感力です。見た目と心の中身が一致する時には、動物もわかるのですが、人の場合は、例えば「笑顔で笑っていても心で泣いている」時は、人は泣いている心を察することが出来ます。それは、動物にはできないことです。
嘘泣き、つくり笑いは、人間が高度な社会生活を営むようなって身につけたものなのかもしれません。
人の心がわかることが教養だという言葉にとても感動しました。
 
心って何なのでしょうか? 心臓の事? 脳が心? 意識が心なの?
素朴な疑問ですが、まだまだ、謎のままです。 

心と脳の関係が科学的に解明されれば、100個のノーベル賞だと言われているくらい、
まだまだ、脳は、謎の部分もとても多いのです。
1個ノーベル賞を取るだけでもどれだけの事なのかお分かりでしょうが、100個のノーベル賞とはどれだけのものなのか想像できないかもしれません。心と脳の関係は、現代の科学的手法では解明されません。

謎が多い分だけ、人間そのものの可能性も無限なのです。
「人は誰しも、境遇、年齢、性格などに関わりなく、劇的な変化を遂げる可能性を秘めた存在なのです。」

安定ばかりを求めたら、脳は不活性化します。簡単に言えば老けるということです。
自分は、こんなもんだと決めつけないことです。
自信には根拠など必要はありません。だって、誰の脳でも本来、変われる能力があるのですから。

お金のかからない脳の究極の活性化は、ずばり、安定を求めず、今の自分に出来るか、出来ないか分らないことに挑戦することです。
当たり前にできることを続けていても脳は喜ばないのです。
「脳の快楽原理」は、常に快楽ばかりを求めるのではありません。出来るかどうかわからないことき、一生懸命になり、苦労の末に達成したときに、脳内に大量にドーパミンが放出されるのです。

人生の主人公は、やはり自分自身です。

一人でも多くのかたが、自分自身に秘められた可能性に気づき人生が向上しますように。


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