18年前の獅子舞いの旅:獅子宿んだよね日誌

獅子宿んだよね談話室
18年前の獅子舞いの旅


1998年長井市の姉妹都市であるバート・ゼッキンゲン市に長井黒獅子研究会で獅子舞交流を

行った時の新聞の写しである。

あれから18年もなる。

改めて見るとドイツで強烈な日本の個性を放っている・・。





「魔法使いのような男が、先に紙が付いた棒を振って獅子に呪文を唱え甦らせる。
漆を塗ったライオンを表した木製の黒い頭。その頭を覆う白い毛は鼻からも出て、波模様が描かれた布に白い着物を着た男達が入っている・・・。笛と大きな音が出る太鼓が奏でられ、角力の様な棒を持った男がそのライオンと戦う。獅子の中の男達は手作り風のサンダルを履いていた。」

新聞の内容は解読不明であるが、

ドイツ人側の視点で表現するとこんな感じだろうか?  

想像してみた。

獅子舞いはワークショップ形式でドイツ語の解説付きで行ったので、ドイツの方々には

何をやっているか理解戴いただろう。




このシーンは拠点となるモーザッハ村メタティアタで行われたワークショップでの獅子舞

初披露だ。会場は我々を招集したドイツ人主催者の演劇場であり住居になっている。

目の前は牧草地と森、ヨーロッパの見慣れない風景が広がっていた。



石畳は獅子舞いには不適当だ。ガラスや鉄くずの危険な落とし物が散乱していた。

バードゼッキンゲンの協会や市役所が立ち並ぶ広場での獅子舞いだった。

始まる前に大勢の観客の前だが皆でゴミ拾いを開始したが、

今考えてみると獅子舞の場所を設定したが結果的に広すぎて体力は持たず散々。

現地の協力者達が応援してくれて目印のトーチを用意して火を灯してくれたが

この時期は日が長く目印には程遠かった。





2016.03.19:Copyright (C) 獅子宿燻亭5
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