貝生から十王へ:獅子宿んだよね日誌

獅子宿んだよね談話室
貝生から十王へ


5月3日・・白鷹町は今、新緑を背景にした獅子舞に出会える。

獅子頭制作中の白鷹町貝生地区へ出向いた。

川西の詳しいオジサンは高畠町阿久津八幡の巫女舞取材に出掛けたという・・珍しく報告が入った。

阿久津八幡にも獅子頭が一対あると宮司さんから聞いていたが、興味深い獅子頭だそうだ。



白鷹町バイパスから貝生地区に入ると工場敷地にゴザが敷かれテープルが並んでいるのが目に

入った。

獅子舞のお休み場として準備された物だ・・・獅子舞の気配である。


大里神社の獅子舞いは既に町内を練り歩いているので、車のガラス窓を開け耳をダンボにし太鼓の音

を検索する。苦笑


微かに太鼓の音が聞こえる方向に向かうと発見!




何やらトラブっている様子、頭が道具箱から糸を出して獅子頭と幕の縫製修理をしていた。

さすが準備周到迅速に処理し続行・・手慣れたものだ。





気温が上がり、これ以上無い獅子舞い日和となって和気藹々の獅子舞だ。

荒砥の八乙女八幡から習った獅子舞である。太鼓の音が乾いて響いて実に快い。



氏子からのご奉仕は獅子頭の口に入れるのは長井の伊佐沢神社獅子舞と共通している。





次はバイパスを挟んで隣の十王地区の皇大神社の獅子舞がターゲットだ。

資料には場所は関寺山東とあるがよく分からない。

すると、すぐ発見!





丁度、元小学校隣の消防ポンプ入り口で警護が獅子舞の到着のため警護棒を横に持って待機してい

る。獅子を誘導する様な体制で珍しい。





なにやら獅子舞一行が、30m程前で突撃する体制である。声が掛かって鼓舞している。

すると一気に駆け出し宿のポンプ小屋に突入した。









長井であれば警護や角力が対峙して一悶着あるのだが抵抗無く休憩だった。

獅子の気持ちはまた、所違えば異するのだろう。



翌朝、蕎麦打に獅子宿に到着するとお客さんが待っていた。

なんと、昨日訪れた十王の獅子舞の創始者のご子孫だった。









2016.05.04:Copyright (C) 獅子宿燻亭5
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