▼内覧会とは...
内覧会とは、通常は施主であるデベロッパーの営業担当者と施工会社(建設会社)の責任者が立ち会い、詳細な説明を購入者に行い、購入者は「完成した部屋」をみて、汚れや傷のチェックは当然だが、当初予定されていた図面通りに施工されているかなどをチェックします。
また、通常引き渡しの1ヶ月〜2ヶ月程度前に内覧会が行われます。
OKなら部屋は完成で、確認済みの署名捺印を行います。
そうすると施工業者(建設会社)は今後室内には手を加えないのが普通です。
もし傷や汚れ等不具合があったら数日後に「再内覧会」を行います。
それまでに施工業者(建設会社)が手直しや交換を行います。
「再内覧会」のチェックでOKなら完成。まだ不具合があれば「再々内覧会」を行うことになります。
すなわち、入居者が「この状態で完成」と認めるまで施工業者は不具合を手直しするのです。
一発OKというのは本当にまれなことで、ほとんどが再内覧会でOKになります。
再々々内覧会なんて事も決して珍しいことではないのです。
そうして、購入者にとって、問題がなければ確認済みの署名捺印を行います。
【不具合があった時の流れ】
不具合がある場合は入居者が「ココがいかん」と指摘した事を立会者が記録用紙に記録し、チェックシールをその不具合個所に張ります。
ここで、注意しなくてはいけない点はその記録用紙のコピーを必ず頂いて下さい。
チェックの証拠です。
その記録用紙を基に施工業者が手直し及び交換をして、再内覧会では記録用紙を基にちゃんと手直しされているかを入居者が確認します。
これでOKなら記録用紙に入居者が署名捺印して再内覧は終了したことになります。
【私の内覧会での失敗の実体験】
実は、私は5年前に新築マンションを購入したのですが、恥ずかしい話、内覧会の意味すら知らなかったのです。
また、親切にしていただいた販売営業マンに対して「何か物申す」なんて出来ないと思っていましたし、大手のデベロッパーだから安心しきっていました。
しかし、2年前の部屋の模様替えを行った際に、本棚を移動しました。その時私の部屋の床が本棚の重さに耐え切れず傾いてきました。
まだ、私の部屋だから言いのですが、いずれは次男の部屋にと思っていたのですが、もし大きな地震でも起きたら子供が下敷きになる可能性があると大変心配になり、業者に床の直しを依頼したのですが、「もうすでに事遅し」で、「出来ません」の一点張り(アフタサービス時でも気づかなかった)。
もしそのことを瑕疵としてデベロッパーを訴えても民事訴訟上の手続きや費用、まして、サラリーマン時代のハードな勤務でそんな時間ありませんし、割が合わないのが現実です。
結局、知り合いの工務店に手間賃と材料費だけを払って直していただいた。
原因は二重床の支持ボルト等が数か不足していて、フローリングを支えきれなくなった事。
こんなものホームセンターへ行けば、1本2000円程度で売っているのに。。。。
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2009.11.01:stepup
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