’14あやめ公園開花情報（6月18日）：やまがたへの旅/観光協会

’14あやめ公園開花情報（6月18日）

本日の長井市は曇り。夕方からは雨マークも見え隠れするお天気となりました。

現在のあやめ公園全体は「咲き始め」となっております！

※極早生の早咲きの花菖蒲は見頃、長井古種系は少しずつ開花が進んでいるような感じです。

　
▲現在の園の様子。まだ咲いていないところもつぼみが沢山出てきました。
まだちょっとお花は寂しいですが、咲いているところは今の段階でも十分お楽しみいただけます！

　
▲長井古種（ながいこしゅ）の「紫竜の角（しりゅうのつの）」と長井系の「綾姫（あやひめ）」
「紫竜の角」は園の南端の方で、「綾姫」は北口からすぐのところで開花しています！

　
▲コチラの二枚は実は同じ長井系の花菖蒲「長井雪小町（ながいゆきこまち）」
左が咲き始めで、左が見頃。徐々に内花被が濃い紫色に染まってきます(っ'ヮ'c)

▲あやめまつり期間中はボランティアガイドさんが常駐していて、
無料で園内を案内してくれますっ！どうぞお気軽にお声がけくださいね！
（北口入場すぐ右手に待機場所がありますので、ソチラまでお越しくださいっ）

イベント情報もコチラでぜひcheckを✧⇒長井あやめまつりイベント情報

長井古種アルバム

長井あやめ公園のシンボルである「長井古種」３４種を

日々の更新で少しずつですがご紹介していきます(ˊᗜˋ*)

あやめ公園解説

　あやめ公園の歴史は、明治43年に長井市横町の金田勝見という人物が清水湧く野川の川べりに茶店を開き、そこに数十株の花菖蒲を植えたところから始まります。

　明治45年には国鉄の誘引をはかり、杉林を伐採した空き地に花菖蒲を植え、現在の公園の原型が作られましたが… その後の昭和18年、第二次世界大戦時に極度の食糧難からあやめ公園は増産畑へと姿を変えることとなります。抜き取られたあやめの苗は町内へ配布され、これを惜しんだ方々があやめの苗を保存し、戦争が終わって落ち着きを取り戻したころ、「あやめ公園」の復興へとりかかり、昭和26年頃にようやく見れるまでに復活したのです。

　昭和3７年には日本花菖蒲協会の井上清会長、平尾秀一理事長など30余名が来園、この時後に「長井古種」と呼ばれる非常に珍しい花菖蒲が発見されました。昭和38年には明治神宮から江戸系花菖蒲20種200株を譲り受け、その協力があって見事な復興を果たし、現在では3.3ヘクタールの面積に500種100万本の花菖蒲が植栽される、日本でも有数の花菖蒲の公園となっています。