▼「天蚕」

皆さん、この写真を見てなんだかわかりますか?

これは天蚕の繭です。

繭から生糸にするまでの作業を見学させてもらいました。

繭はほぐれやすくなるようにお湯で煮てから1つ1つ手で紡いでいきます。

その数およそ4000個。

見ている方は気の遠くなるような作業でしたが、皆さん楽しそうに喋りながら、しかし手は止まることなく作業していました。
すごい。

天蚕糸は見ての通り萌黄色で光沢があるのが特徴。

しかし、天蚕は非常に繊細な生き物なため、飼育にはかなりの手間と細かな配慮が必要となり、病気などでたちまち糸が取れないという事態も少なくありません。

そのためとても貴重で高価な” 糸 ”として知られています。

ゆえに天蚕糸を用いた着物は大変高価な1品となります。

白鷹町深山地区で作られた天蚕糸は反物になってから「銀座もとじ」様へ。

白鷹の天蚕を紹介して頂いておりますので載せさせて頂きます。


→画像[ ]
2017.09.08:

トップへ
(C)(旧)やまたび/観光協会
powered by samidare
system by community media (Free CMS)