堆肥散布:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産 |
堆肥散布
2010.05.01:Copyright (C) ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
ありがとうございます!これで安心しました。
ステキな林檎の樹ですね!
堆肥散布車って、懐かしいよ〜!
▼この記事へのコメントはこちら
|
ゲストさんようこそ
合計 35人
■記事数
公開 4,159件
限定公開 0件 合計 4,159件 ■アクセス数
今日 2,853件
昨日 5,178件 合計 2,427,111件 |
小雨が降る午後、息子と二人で堆肥散布をした。
寒さが続いていて、山々にはまだ雪がたくさん残っている。
畦の草は生えてきたばかりでまだ心もとない。
農家は会えばすぐに始めるのがお天気の話。これは今に始まったことではない。だけど今年は誰もが心配そうに、この天候は異常だと話している。とにかく寒い。こんな日が続いていて、種を撒いても芽がなかなか出ない。出ても成長が遅い。
これらのことが農家に平成4年の凶作を思い出させている。緊急にタイ米を輸入したあの凶作だ。もし、凶作になったとしても、昨年カビ問題で注目を集めた輸入米、ミニマムアクセス米があるではないか、今年は大量に処分できる好機到来と政府筋は考えるかもしれないが、食わされる立場に立てばたまったものではない。しかし、市場に米がなくなればこれだって奪い合いになるだろう。今年はどんな年になるのか。
いま散布しているのはレインボープラン堆肥で、これが終わればすぐに自然養鶏の醗酵鶏糞の散布に入る。二種類の堆肥散布と化学肥料に農薬を極力省くのが我が家のこだわりだ。その後に耕耘、代掻き、田植えと続き、終わるころには6月になっている。さてと・・、厚着をして田んぼに出よう。ヒッと手鼻をかむ。ああ忙しい。
写真は堆肥散布中の息子、オレはこちらで鼻水たらしながら眺めている。