田植えです:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産 |
田植えです
2010.05.20:Copyright (C) ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
田植え、先を越されました。
そのまま
お忙しいところありがとうございます。
陸稲
▼この記事へのコメントはこちら
|
ゲストさんようこそ
合計 35人
■記事数
公開 4,159件
限定公開 0件 合計 4,159件 ■アクセス数
今日 2,983件
昨日 5,178件 合計 2,427,241件 |
農繁期に入って一ヶ月半。
いよいよ、明日から田植えに入ります。
ここまで来るのが大変で、田植えに入ってしまえば
相変わらず重労働が続くとはいえ、比較的楽なのです。
米作り仕事の最初の山は種まき、育苗作業。
これは30cm×60cm、厚みは4cmの育苗箱750枚に土を入れて種を蒔き、育苗ハウスに移す仕事ですが、これがなかなかキツイ。
その後は田んぼへの堆肥散布。
堆肥はレインボープラン堆肥と自然発酵鶏糞の二種類で
化学肥料は使用しない我が家のこだわりの作業。3・2haの水田全体に
くまなく、かつ薄く均一に撒いていきます。
これもキツイ。27歳の息子は腰を痛め、4日ほど動けない日が続きました。
私も腰と相談しながらやっていたのですが、その作業が終えた今も
腰の重さが続いています。
1000羽の自然養鶏の仕事も平行してありまして、
餌作り、餌やり、玉子とり、汚れおとし、パック詰め、地方発送、配達、集金・・・などほぼ毎日ありますので、身体がいくつあっても足りない状態となります。
そして明日からの田植え作業。ここまで来れば終わりが見えてきます。
田んぼの上で田植え機械に乗りながら、周りの風景などを楽しむゆとり
もできてきます。
畦には忘れな草やオオイヌノフグリなどの草花が生い茂り、水田には
雪を残している朝日連峰の雄大な山並みが写しだされています。
どこまでも広い大空の下、10cmかそこらのか細い苗を植えるにしたがって
薄緑の面が広がっていきます。
田んぼの春の巻。ゴールもう少しですが、まだ終わったわけではありません。
というわけで、夜は一合のお酒か、ビール一本で、そのまま寝てしまいます。もうしばらくまとまった文章を書ける状態にはありません。
遠く沖縄に思いを馳せながら、田んぼ仕事に取り組んでいます。