Oさんからの書評:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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Oさんからの書評
2010.08.17:Copyright (C) ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
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本文前にすこし文章がありますがそれは略させていただきました。
「メインデッシュ」はあるよというご感想、読んでいて思わず「ニコッ」としましたね。ありがとうございました。以下
まず、購入時を含めて、初めからの印象から入りますと、書店にも
依りましょうが、購入書店では「農業専門書」の書棚に有り、これはまた
「とりつき難い本かな」と言うのが第一印象でした。
ところが、読み始めましたら、如何して中々分かり易い内容で、(要所の写真等を含めて)文章もウイットに富んで面白く、「オンドリの朝の鳴き声が」翌朝微妙に変わったところには、私も一家の主として(まあ、給料袋運び屋程度の亭主ですが)やはり、1回や2回同じような場面を経験しており思わず苦笑をしました。
かと言ってその様な事ばかりではなく、内容の多くは町に住んだ事しかない私どもには“成程、その様なものか”と感心したり、勉強になるものでした。
題名にある「土」がいかに大切なものかが一貫して流れたおり、第1章から
第3章までは前記の思いで読みました。
第4章、第5章は日々の皆様の御苦労の程が、私なりに分かったつもりです。
第6章では地域との繋がりが如何に必要かが読み取れました。
菅野様の御案内に有りましたが、「メインディシュが無い、飲み屋の・・・」との事でしたが、、
どう致しまして、私にはこの章が「メインディシュの当たるのでは」と思いました。
御本の全体としては、その構成および流れは良く、分かり易いものでした。
失礼にあたるかも知れませんが、「農業専門書」よりも、より親しみやすい
「農家のエッセイ集」として多くの方々に読んで頂ければと思います。
以上、纏まりのない駄文で恐縮ですが、私の読後感です。
今後もお元気に、農業に尽くされ私どもに安心、美味しいお米・玉子をお送りください。
(写真は春、若葉の生い茂ったばかりの土の上で)