★長井高校スタインウエィ復活記念コンサート迫る!:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産

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★長井高校スタインウエィ復活記念コンサート迫る!


  ピアニストの木曽真奈美さん、そして日本フィルの4名の弦楽奏者を迎えて開催される「第3回 長井高校スタインウエィピアノ復活記念コンサート」まで、あと一週間に迫りました。本日夜、コンサート前最後の実行委員会です。

  1923年にドイツのハンブルグで製作されたピアノが、その2年後に、当時の長井高等女学校に運び込まれた。一時は「廃棄」という方向で検討されていたピアノが、再びドイツでリニューアルされて復活。現在、県立長井高校に置かれています。

  当時、女学校の生徒だった方からお聞きしたお話では、立派な家が4軒建つほどの価格だと教えられたということでした。そんなピアノがこの田舎町にあったことは驚きです。

  このピアノを、前回に引き続き木曽真奈美さんに演奏していただきます。木曽さんは、このピアノに特別な思いを寄せられ、お仕事という枠を超えてこのコンサートづくりに関わってくださっています。そんなピアニストの手で奏でられるピアノは幸せ者です。

  一般向けのコンサートは18時30分開演ですが、13時30分開演の長井高校生向け公演もあります。もし夜が不都合だという方は、同じチケットでこの「午後の部」にご入場いただけます。夜の部と比べて曲目が少なくはありますが、十分お楽しみいただけると思います。

  高校生向けの公演の中では「ミニ・シンポジウム」を準備しています。現在在学してる生徒たちは、7年前のピアノ復活の経緯を知りません。そこで今回、開会行事の中に、ピアノの復活に関わった何名かの方にご登壇いただき、ピアノとのかかわりを語っていただこうというものです。

  その中の1名はスタインウエィ・ジャパン株式会社の前の社長さんです。この人のご配慮がなかったら、このピアノは「中古市場」に出回り、今頃はどこかの愛好家の家の中に置かれていたかもしれないのです。

  この私がコンサート実行委員長をつとめています。当日配布されるパンフには、『ピアノは長井の宝物』と題して挨拶文を書いてみました。

 <夜の部演奏曲目>

モーツァルト:セレナード第13番ト長調 KV525
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 第一楽章 (弦楽四重奏)

エルガー:愛の挨拶 作品12 (ピアノ五重奏)

マスネ:「タイスの瞑想曲」 (ヴァイオリンソロ)
モンティ:「チャルダッシュ」 (ヴィオラソロ)
サン・サーンス:「白鳥」(チェロソロ)
ラフマニノフ:「ヴォカリーズ」 (チェロソロ)

タンゴ名曲
マンシーニ:ムーンリバー
リー・ハーライン:星に願いを
 (以上、弦楽四重奏)

ショパン:即興曲第4番 嬰ハ短調 作品66「幻想即興曲」
ショパン:ワルツ第6番 作品64−1「子犬のワルツ」
ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 作品3−2「鐘」
 (以上、ピアノソロ)

          <休憩>

シューマン:「トロイメライ」(「子供の情景」より)
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44
         第一楽章  Allegro brilliante 
         第二楽章 In modo d'una marcia. Un poco largamente 
         第三楽章 Scherzo: Molto vivace 
         第四楽章 Allegro ma non troppo 


  チケットにはまだ余裕があります。ぜひおいでください。託児の準備もいたしております。チケット、託児とも、申し込みは下記へお願いします。

  ■実行委員長 八木文明 090-5230−8819



2010.10.13:Copyright (C) 葉っぱ塾〜ブナの森から吹く風
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