移ろって、「フジ」の花も咲きはじめ・・・。:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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移ろって、「フジ」の花も咲きはじめ・・・。
2010.05.13:Copyright (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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5/13(木)という、カレンダー的にはかなり中途半端な日なので、
地域のお祭りとか学校の運動会でもなかろうに。。。
あ、そういえば、この辺の田に水が入るのが遅れていたが、
犬っ子散歩途中に「今日あたり入るらしいよ」という話を
農家のオジサンから聞いたのを思い出し、
きっとその合図だろうと、勝手に納得した。
ご近所の庭にある「フジ」の花が咲き始めた。
「フジ」の花って、京都の舞妓さんのカンザシを思い浮べてしまって、
この自分の単純さに、一瞬情けなくなる。(ま、素直で良いのだが;)
「フジ」の花…山の「フジ」の花が咲く頃は、
たくさんの昆虫達が活発に活動する。
だから、その昆虫達を捕食するヤマメやイワナの行動に
大きな変化が出てくる。
その変化とは、水中を流れてくる虫やミミズよりも
水面を流れてくる虫や、水面すれすれを飛ぶ虫に対して
より興味を示すようになるのだ。
虫を模した毛鉤釣りにも、水中勝負と水面勝負とがあり、
水中勝負の方ならば生きた餌で釣る事ももちろん出来るが、
この時期辺りから、毛鉤釣り独特の水面勝負である
「ドライフライフィッシング」が佳境に入る。
どんな感じかとザックリ言えば、
魚が水面を割ってニュッと顔を出したり、パシャっと跳ねたりしながら
虫を食べているので、先ずはその姿を目で確認する。
次に、食べてる虫に似せた毛鉤を、
その魚の1m〜1.5m上流にそっと置き、ごく自然に流す。
そうすると、虫と間違えて喰いついてくれる…「ハズ」である。
ま、言えば簡単だが、そうは問屋は卸さない。。。
所用が重なったりして、釣行までなかなか至らないが、
片思いの恋人の様に、想いが募れば募るほど、夢と楽しさは、増す。
あ〜、
一週間くらいテント張って、犬っ子達連れて、釣りとキャンプしないなぁ〜。