田植えです:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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田植えです
農繁期に入って一ヶ月半。
いよいよ、明日から田植えに入ります。
ここまで来るのが大変で、田植えに入ってしまえば
相変わらず重労働が続くとはいえ、比較的楽なのです。
米作り仕事の最初の山は種まき、育苗作業。
これは30cm×60cm、厚みは4cmの育苗箱750枚に土を入れて種を蒔き、育苗ハウスに移す仕事ですが、これがなかなかキツイ。
その後は田んぼへの堆肥散布。
堆肥はレインボープラン堆肥と自然発酵鶏糞の二種類で
化学肥料は使用しない我が家のこだわりの作業。3・2haの水田全体に
くまなく、かつ薄く均一に撒いていきます。
これもキツイ。27歳の息子は腰を痛め、4日ほど動けない日が続きました。
私も腰と相談しながらやっていたのですが、その作業が終えた今も
腰の重さが続いています。
1000羽の自然養鶏の仕事も平行してありまして、
餌作り、餌やり、玉子とり、汚れおとし、パック詰め、地方発送、配達、集金・・・などほぼ毎日ありますので、身体がいくつあっても足りない状態となります。
そして明日からの田植え作業。ここまで来れば終わりが見えてきます。
田んぼの上で田植え機械に乗りながら、周りの風景などを楽しむゆとり
もできてきます。
畦には忘れな草やオオイヌノフグリなどの草花が生い茂り、水田には
雪を残している朝日連峰の雄大な山並みが写しだされています。
どこまでも広い大空の下、10cmかそこらのか細い苗を植えるにしたがって
薄緑の面が広がっていきます。
田んぼの春の巻。ゴールもう少しですが、まだ終わったわけではありません。
というわけで、夜は一合のお酒か、ビール一本で、そのまま寝てしまいます。もうしばらくまとまった文章を書ける状態にはありません。
遠く沖縄に思いを馳せながら、田んぼ仕事に取り組んでいます。
2010.05.20:Copyright (C)
ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
田植え、先を越されました。
私の方は26日水曜日を予定しています。
写真は今の苗の様子。
寒そうな畑の様子だったのに、もう雑草が花を咲かせているのですか?
季節はどんどんめぐっていきますね。
農業はこんなに日にちに追われるものとは思ってもみませんでした。
教えていただいた通り、苗は水で根を緩めてほぐして植えようと思っています。
なんだか怖いような嬉しいような気持ちです。
2010.05.21:くみ [
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そのまま
くみさん;苗を水で洗って・・・というのは手で田植えしていたころのこと。水稲の場合です。陸稲にもそれができるかはよくわかりません。土をつけたままで洗わずに、ほぐして植え込むのが一番いいのかもしれません。でもこんがらがってとれないということでしたよね。
水稲の場合は移植前の根は定植までのもので、定植後は新しく根が出てきます。だから多少その根に傷がついてもかまわないのですが、陸稲の場合はどうなんだべね?同じだと思うのですが。
2010.05.21:菅野芳秀 [
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お忙しいところありがとうございます。
陸稲でも同じだと思います。(何冊かの本にそう書いてある)
何通りかやってみようと思っています。
昨日バジリコの苗を買ってきて(自分で種から作ったのはもうナメクジにやられてしまったので)やはりほぐして株分けしました。根がバリバリ切れるのが痛々しい!
去年はこうやって畑に植えたものが、なんと、最後には茎が木質化してすごい大株にまで育ったんです。植物の生命力はすごいですね。
地主に借りた畑は雑草が腰まで伸びて、草刈り鎌でかなり刈ったのですが、最後には私が肩を痛めてしまい、草払い機を買いました。一度目に機械を借りて耕したところだけでは畑が足りず、結局小さい耕運機の購入を検討しています。道具と手作業でできるのはやはり庭先の畑だけで、それ以上になると機械を使わないとかないません。
昔の人は、素手で大地に挑んだのだと思うと、本当に拝みたくなるような気持ちです。
2010.05.21:くみ [
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]
陸稲
私も水曜日に田植えを予定しています。
写真は今年丹精込めて作った陸稲の苗です。定植に向けて、一部を鉢植えにしてみました。
東京の父に聞いたら、やはり苗を洗って土を落とすということを教えてくれました。
田植え機の場合はびっしり根張りした苗箱の苗を一本一本にして植えるのでしょう?根が切れるでしょう。それでも大丈夫なんですね。
市民農園の知り合いをHPに載せました。
よろしかったらご覧ください。
2010.05.24:くみ:
URL
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根
3〜4本を一株にして植えます。
根は切れるでしょうが、それはそこまでの根。
新しい根がそこからの稲を支えていきます。
2010.05.24:菅野芳秀 [
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農繁期に入って一ヶ月半。
いよいよ、明日から田植えに入ります。
ここまで来るのが大変で、田植えに入ってしまえば
相変わらず重労働が続くとはいえ、比較的楽なのです。
米作り仕事の最初の山は種まき、育苗作業。
これは30cm×60cm、厚みは4cmの育苗箱750枚に土を入れて種を蒔き、育苗ハウスに移す仕事ですが、これがなかなかキツイ。
その後は田んぼへの堆肥散布。
堆肥はレインボープラン堆肥と自然発酵鶏糞の二種類で
化学肥料は使用しない我が家のこだわりの作業。3・2haの水田全体に
くまなく、かつ薄く均一に撒いていきます。
これもキツイ。27歳の息子は腰を痛め、4日ほど動けない日が続きました。
私も腰と相談しながらやっていたのですが、その作業が終えた今も
腰の重さが続いています。
1000羽の自然養鶏の仕事も平行してありまして、
餌作り、餌やり、玉子とり、汚れおとし、パック詰め、地方発送、配達、集金・・・などほぼ毎日ありますので、身体がいくつあっても足りない状態となります。
そして明日からの田植え作業。ここまで来れば終わりが見えてきます。
田んぼの上で田植え機械に乗りながら、周りの風景などを楽しむゆとり
もできてきます。
畦には忘れな草やオオイヌノフグリなどの草花が生い茂り、水田には
雪を残している朝日連峰の雄大な山並みが写しだされています。
どこまでも広い大空の下、10cmかそこらのか細い苗を植えるにしたがって
薄緑の面が広がっていきます。
田んぼの春の巻。ゴールもう少しですが、まだ終わったわけではありません。
というわけで、夜は一合のお酒か、ビール一本で、そのまま寝てしまいます。もうしばらくまとまった文章を書ける状態にはありません。
遠く沖縄に思いを馳せながら、田んぼ仕事に取り組んでいます。