赤くなった「ミチバタイチゴ」。でも、その末路は・・・、:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産 |
赤くなった「ミチバタイチゴ」。でも、その末路は・・・、
2010.06.07:Copyright (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
▼この記事へのコメントはこちら
|
ゲストさんようこそ
合計 35人
■記事数
公開 4,159件
限定公開 0件 合計 4,159件 ■アクセス数
今日 2,387件
昨日 5,178件 合計 2,426,645件 |
犬っ子散歩コース脇の道端に生えている例の「ミチバタイチゴ」であるが、
お日様を浴びて、日に日に赤さを増しその数も増えている。
なんとか実になって良かった。
でも、そんな「ミチバタイチゴ」を、誰ぁーれも摘まないし、
見向きもしない。(毎日見てるのは私達だけかも;)
ところが・・・、
ちゃーんと「目聡いヤツ」っているもンだ。「カラス」である。
赤くなった実だけを狙って、上手いこと捥ぎ取って、
美味しそうな部分だけを突っついては、その辺に喰い散らかしていく。
こんな末路を見ると、「せっかく実ったのになぁ・・・。」などと
思ってしまう。が、しかし・・・
それは、人の欲みたいなものが、そう思わせているのに気付く。。。
イチゴにとっては、鳥などから食べられたりする事によって、
その種子を拡散して子孫を残すという事が、自然の営みだったのだ。
ちなみに、カラスの目と脳みそは、食べごろの果実を
ピンポイントで見付けられる様に、赤い色やオレンジ色が
特に良く見える様になっているそうだ。
ま、
この「ミチバタイチゴ」は、農家の作物から外れてしまった存在なので、
カラスとこのイチゴのナチュラルな関係に、誰も口出しは出来ない。