赤くなった「ミチバタイチゴ」。でも、その末路は・・・、:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産

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赤くなった「ミチバタイチゴ」。でも、その末路は・・・、


一昨日は少し雨が来たものの、このところは連日の晴れである。

犬っ子散歩コース脇の道端に生えている例の「ミチバタイチゴ」であるが、
お日様を浴びて、日に日に赤さを増しその数も増えている。

なんとか実になって良かった。

でも、そんな「ミチバタイチゴ」を、誰ぁーれも摘まないし、
見向きもしない。(毎日見てるのは私達だけかも;)

ところが・・・、

ちゃーんと「目聡いヤツ」っているもンだ。「カラス」である。

赤くなった実だけを狙って、上手いこと捥ぎ取って、
美味しそうな部分だけを突っついては、その辺に喰い散らかしていく。

こんな末路を見ると、「せっかく実ったのになぁ・・・。」などと
思ってしまう。が、しかし・・・
それは、人の欲みたいなものが、そう思わせているのに気付く。。。

イチゴにとっては、鳥などから食べられたりする事によって、
その種子を拡散して子孫を残すという事が、自然の営みだったのだ。

ちなみに、カラスの目と脳みそは、食べごろの果実を
ピンポイントで見付けられる様に、赤い色やオレンジ色が
特に良く見える様になっているそうだ。

ま、

この「ミチバタイチゴ」は、農家の作物から外れてしまった存在なので、
カラスとこのイチゴのナチュラルな関係に、誰も口出しは出来ない。
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