モコ:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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モコ
毎日が雨、稲刈りができずに待機の日々が続いています。うるち米の田んぼはいいのですがもち米の方が問題。倒れてしまっているところが多く、その穂から芽が出てきたところもあります。
コンバインは倒れている稲でも刈ることができますが、隣の稲をキャタピラの押し出す泥で埋めながら進んでいきます。これでは動けません。田んぼに堀をほって排水につとめ、土壌が乾いて固まるのを待つしかありません。
あ〜あぁ・・、夏の天気がうらめしい。あの一部でもこの秋に分けてくれたらなぁ。東京では今でも夏日が続いているという。我が田んぼにそのカケラでも持ってこれないか。
そんなわけで、家の中でたまった実務仕事をしていたところ、思い出したのですねぇ。飼い犬のモコにまつわるおもしろい出来事を。それをご紹介いたしましょう。憂鬱な日々には楽しい話を。これに尽きますね。
<以下>
我が家にはモコという飼い犬がいます。中型犬でオスです。モコは気立てのいいこと、器量のいいことでは近所の評判です。ある晩、モコは鎖がとれて、月夜の村に散歩に出かけました。そして・・・出会ったのです。一夜限りではありましたが・・・妻となるべき運命の方に。朝までその方と一緒に過ごしました。それは人生で一番ステキな夜だったといいます。その当然の結果というべきか・・六匹の子どもが授かりました。オスもメスもいます。
人間たちは生まれたばかりの子犬たちを前に
「川に流してしまうべぇ。」、「どこに捨ててくる?」
などと無慈悲な言葉を投げかけています。
どなたか子犬を引き取ってくれる方はいないのだろうか?幸せな出会いから産まれた子犬、きっともらっていただける方にも幸せの波動が届けられるにちがいありません。散歩のお供に。日々の暮らしの同伴者に。あなたの暮らしにもう一つのメロディが奏でられるでしょう。モコも言います。
「太古の昔から、私ども犬はあなたたち人間のよき同伴者でした。あなたのそばに私の子がいることで、あなたを幸せにこそすれ、絶対に不幸にはいたしません。もらっていただけませんか?あなたのご連絡をおまちいたしております。」
こんなことを書いて、およそ200軒の方々に配りました。そしたらさっそく反応がありまして6匹の子犬はそれぞれの家庭に引き取られていきました。だけどその後も「子犬はまだいますか?」という問い合わせが続きました。なぜだい?自慢じゃないが、堂々たる雑種だよ。その疑問に業界に詳しい獣医の友人が応えてくれました。
「雑種の犬はいまや貴重価値なんだよ。血統書を持つ犬はペットショップで取引されるからビジネスとして繁殖されるけど、雑種犬はそうはいかない。でもビジネス以外の繁殖の道ってあるかい?鎖につながれているだろう。だから自然繁殖の道はない。異性との出会いもままならず、減少の一途をたどっているというわけさ。中には雑種の犬が欲しいという人もけっこういて問い合わせが来るんだが肝心のその子犬が見つからないんだよ。」
我が家のモコの場合は鎖を解いて散歩に出かけた結果として子どもができたけど、それがなければ、子を持つことなく終わってしまったわけで、多くの雑種はその運命にあったわけですね。それを知って少し複雑な気分になりましたよ。
ほとぼりが冷めた頃、知らぬ振りしてまたモコを放してやろっと。村の犬は放し飼いが一番だよ。
ま、こんな話なんですが、憂鬱が晴れるほどのこともなかったですね。あ〜ぁ。
2010.09.23:Copyright (C)
ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
責任をとらないオスが多い中で
ちゃんと責任をとって、子どもの行き先を見つけたのが、素敵ですね。ところで、彼が父親だとわかったというのは誰かが目撃してたのかな。
2010.09.29:tu-ta [
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モコ
う〜ん。それはメスからの申告でしょう。不思議な魅力があるのは、雑種犬だからでしょうか。すみません。本人に許可なく写真を撮っていました。よろしくお伝えください。
2010.09.30:通りすがり [
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ほんとだぁ。
ほんとだぁ。
モコだあ。
通りすがりの方、あなたはどなたでしょうか?
おれはこれからの犬を飼うことがあっても
間違いなく雑種ですね。
雑種以外の犬には興味がありません。
ブランドのバックをこれ見よがしにぶら下げている人は
バカに見えます。
服だって・・・バカに見えます。
おれは・・・バカです。
今晩は酔っ払ってしま¥いmなした。
2010.09.30:菅野芳秀 [
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熊被害
先輩、こんにちは。
鹿児島で、長井の熊被害が大きく報じられています。そちら寺泉は大丈夫ですか。鹿児島は猪被害はありますが、熊被害はありません。熊出没には、十分気をつけてください。
稲の刈りとりは終わりましたか。終わったら温泉です。私もこれから塩浸温泉(坂本龍馬ハネムーンの地)に行きます。
では。
2010.10.15:種子原人 [
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おっかないな
いやびっくりしましたよ。
急に多くなってはいたのです。
でてくる熊。
でも町の学校までいくなんて。
危ないのは熊の襲撃ではなく、
おれ自身が熊と間違えられて銃で撃たれることなんだよ。
おっかない、おかない。
2010.10.15:菅野芳秀 [
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心配
熊と相撲をとっていないか、心配しています。無理だからね。勝てないからね。
2010.10.16:団栗 [
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コンバインは倒れている稲でも刈ることができますが、隣の稲をキャタピラの押し出す泥で埋めながら進んでいきます。これでは動けません。田んぼに堀をほって排水につとめ、土壌が乾いて固まるのを待つしかありません。
あ〜あぁ・・、夏の天気がうらめしい。あの一部でもこの秋に分けてくれたらなぁ。東京では今でも夏日が続いているという。我が田んぼにそのカケラでも持ってこれないか。
そんなわけで、家の中でたまった実務仕事をしていたところ、思い出したのですねぇ。飼い犬のモコにまつわるおもしろい出来事を。それをご紹介いたしましょう。憂鬱な日々には楽しい話を。これに尽きますね。
<以下>
我が家にはモコという飼い犬がいます。中型犬でオスです。モコは気立てのいいこと、器量のいいことでは近所の評判です。ある晩、モコは鎖がとれて、月夜の村に散歩に出かけました。そして・・・出会ったのです。一夜限りではありましたが・・・妻となるべき運命の方に。朝までその方と一緒に過ごしました。それは人生で一番ステキな夜だったといいます。その当然の結果というべきか・・六匹の子どもが授かりました。オスもメスもいます。
人間たちは生まれたばかりの子犬たちを前に
「川に流してしまうべぇ。」、「どこに捨ててくる?」
などと無慈悲な言葉を投げかけています。
どなたか子犬を引き取ってくれる方はいないのだろうか?幸せな出会いから産まれた子犬、きっともらっていただける方にも幸せの波動が届けられるにちがいありません。散歩のお供に。日々の暮らしの同伴者に。あなたの暮らしにもう一つのメロディが奏でられるでしょう。モコも言います。
「太古の昔から、私ども犬はあなたたち人間のよき同伴者でした。あなたのそばに私の子がいることで、あなたを幸せにこそすれ、絶対に不幸にはいたしません。もらっていただけませんか?あなたのご連絡をおまちいたしております。」
こんなことを書いて、およそ200軒の方々に配りました。そしたらさっそく反応がありまして6匹の子犬はそれぞれの家庭に引き取られていきました。だけどその後も「子犬はまだいますか?」という問い合わせが続きました。なぜだい?自慢じゃないが、堂々たる雑種だよ。その疑問に業界に詳しい獣医の友人が応えてくれました。
「雑種の犬はいまや貴重価値なんだよ。血統書を持つ犬はペットショップで取引されるからビジネスとして繁殖されるけど、雑種犬はそうはいかない。でもビジネス以外の繁殖の道ってあるかい?鎖につながれているだろう。だから自然繁殖の道はない。異性との出会いもままならず、減少の一途をたどっているというわけさ。中には雑種の犬が欲しいという人もけっこういて問い合わせが来るんだが肝心のその子犬が見つからないんだよ。」
我が家のモコの場合は鎖を解いて散歩に出かけた結果として子どもができたけど、それがなければ、子を持つことなく終わってしまったわけで、多くの雑種はその運命にあったわけですね。それを知って少し複雑な気分になりましたよ。
ほとぼりが冷めた頃、知らぬ振りしてまたモコを放してやろっと。村の犬は放し飼いが一番だよ。
ま、こんな話なんですが、憂鬱が晴れるほどのこともなかったですね。あ〜ぁ。