ぬかるむ田んぼ:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産 |
ぬかるむ田んぼ
2010.10.05:Copyright (C) ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
大変ですよね!
▼この記事へのコメントはこちら
|
ゲストさんようこそ
合計 35人
■記事数
公開 4,159件
限定公開 0件 合計 4,159件 ■アクセス数
今日 815件
昨日 5,178件 合計 2,425,073件 |
暑い夏から一転して雨続きの秋。田んぼがぬかるみ、稲刈り作業が思うように進まない。それでも何とかコンバインが稼動できる圃場はあるのだが、中には全く入れないところもある。写真の田んぼは地下水が高く、雨が続けばすぐにぬかるんでしまう。おまけに稲が倒れていて、無理に入ればキャタピラーの押し出す泥で隣の稲が埋まってしまうのだ。こんな田んぼが4枚、あわせて75a(75m×100m)もある。
というわけで稲刈りを一時中断し、息子と二人で田んぼのなかに排水のホリを掘る作業を続けた。例年ならばこうなることを予想して、8月の早い時期に掘るのだがあの天気、今年はいらないだろうと思っていた。事実、圃場は乾き、中を歩いてもくるぶしより下に沈むことがなかった。ところが一転して雨が続き、歩けばズブズブと30cmは沈んでしまう。読みが甘かった。仕方がない。ぬかるんだ田んぼに足を取られながら、稲を掻き分けホリを掘っていく。一枚の田んぼの特にぬかるみの強いところから排水路まで「U」字型のホリを何本も掘っていく。腰の痛む仕事だ。
あぁあ、夏のお天気の何分の一でもいいから、この圃場に分けてくれないだろうか。乾かないと作業にはいれない。
ま、こんなことをですね。情けなく繰り返し思いながらですね。泥まみれになっての作業をやらざるを得なかったわけですよ。
少しましになった田んぼから順に刈り進んでいく。写真の田んぼは一方からしか刈れなかった田んぼ。
稲刈り終わったなら、温泉に湯治に行くべ。