雪面キラキラ。:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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今日は山形市西の標高800m弱のピークを目指す事にするが、
斜度もさほど急ではない(その代わり距離が出る)し、
雪も適度に堅く締まっているので、先ずは軽アイゼンだけを付けて登り始めるが、
日差しが強いので下山の頃には雪が緩んでズボズボになると歩き難いので、
輪カンジキはリュックに括りつけて持っていく事にした。
とにかく、今日は雪面が本当にキラキラ輝いて、
まるで「キラ(日本画に使う雲母の粉)」を引いた海の様だ。
こんな日は、サングラス必須である。
↑↑↑↑あえて1950年代っぽい様な、非常にクラシカルな服装で臨む今日のshidareo。
見てくれ的にちょっと恥かしい気もするのだが、ま、山では人と出会う事もないし、
本人の快適性、そして安全性・視認性を最優先させている。
道中、野生動物の新しい足跡が沢山残っており、生体活性の高さをうかがわせる。
↓↓↓は、我々に気付いて、つい先程逃げたと思われるタヌキの足跡。
足跡は、イヌとも違って「梅の花の様な模様」が特徴。シッポを雪面に擦った跡も残している。
登りは、頂上から緩やかに伸びる峰に取り付けば、あとはそんなに苦しくはない。
↓↓↓ケンタ(兄:5歳)も、
↓↓↓モッチ(妹:間もなく3歳)も、
我が世を得たり・・・というか、本能を解き放った如く、遊ぶ×遊ぶ。
ふっと、野生を感じさせてくれる様なこの瞬間が、たまらなく嬉しい!
頂上からは、右奥から「蔵王龍山」「蔵王雁戸」「山形神室」と、
やや霞んだ春っぽい遠望が利いた。
ちなみに、山形市街地も見えるポイントなのだが、今日は、モヤの下に隠れていた。
ま、スノモでも使えばもっと楽に短時間に登れるし、35歳まではこんなshidareoも
オフロードバイカーでもあったので、その魅力も充分過ぎる程に分かるのだが、
今は、自然の音(鳥や獣の気配や鳴き声はじめ、葉擦れ、水音、風音など)や目に映る景色、
小さな虫から熊に至る生態系などを見たり感じたりしつつ、
出来るだけ<No-Thinking 考えない>で、自分の足で歩くのが良い。
さすれば、
帰宅後の夕食も、ワインや酒も、雑念無くニュートラルに味わえるって感じで、
自分の体が嬉しがってるのが、自分で分かる。