8月分のお米ですーお届けしているお米に添えた「手紙」:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
参加者絞込
山形在来作物研究会
やまがた食産業クラスター協議会
みのりのうた(農の詩)
レインボープラン推進協議会
一福屋@鈴木農園
ながせまさゆきblog/ラガーマン&フルッティア社..
Farm to table ファームトゥテーブル
天童市観光情報センター
観光農業のカリスマ 工藤順一
川西食人(syokunin) “山形のおいしいもの..
わたしの会社(社会福祉法人ほのぼの会)桜舎・桜舎か..
浦田農園blog
山形県 川西ファン倶楽部
かわにしツーリズム
山菜屋どっとこむ@かあちゃんブログ
高畠・まほろばの里案内人・ とだちゃんブログ
スタッフヤマガタン(ヤマガタン事務局)
Planning Kaori 浅倉かおり
山形蔵王の魅力満喫ブログ/ZAO blog
ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
三鷹洋梨園|日本一の歴史を誇るラ・フランス農園(山..
ながいファン倶楽部
旬豆庵/山形の豆腐屋「仁藤商店」山形のとうふ
南陽市のワイナリー金渓ワイン【佐藤ぶどう酒】
大浦葡萄酒
陽Cafe(ひなたカフェ)|亥子屋商店(いのこやし..
やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
farmer`s column「我田引水」
葉っぱ塾〜ブナの森から吹く風
べてぃのおと
Mr.EMの健康生活|増田栄一
山形のうまい米!農家の応援団 亥子屋
あすか工房
ながいファン倶楽部
食料補完計画
■
H O M E
■
メモ集
■
カレンダー集
■
ブックマーク集
■
イメージ集
メモ集
8月分のお米ですーお届けしているお米に添えた「手紙」
8月分のお米です。
☀☀☀☂☂☁☁
今月のお米の味は如何でしょうか?
お届けしましたお米は出荷直前まで籾(もみ)をまとっていました。服を着ていました。7月にもお伝えしたかと思うのですが、それには訳があります。といいますのは・・・。
お米の多くは玄米で貯蔵されています。その玄米は梅雨に入ってから急速に劣化していきます。玄米の肌が見るからに荒れてくるのですね。かつてあったべっ甲色のつやつやした輝きは失われ、いかにも「苦労したよ」というガサガサした感じになっていくのです。この落差はちょっとかわいそうなくらいですよ。わけを言えば、玄米が梅雨を前後する環境の大きな変化に「素っ裸」で対応しているところにあります。暑いし、蒸すし・・、大変な苦労だと思いますよ。エネルギーもたくさん消費したでしょう。その結果、つやつやがガサガサに・・・というわけです。これを防ぐためには玄米を低温倉庫に入れるなどの方法もありますが、自然なやり方としては玄米にせずに籾のまま貯蔵するという方法です。籾は固いガラス繊維でしっかりと玄米を包みこみ、守っていくのです。我が農園のお米は、昨年の秋から今年の8月分まで、ずっと籾の被服をまとっていました。べっこう色の輝きを失わずにいました。お届けしたお米はそんなお米です。
☀☀☀☂☂☁☁
今月も「黒い斑点」をもったお米があちらこちらにあるかもしれません。「カメムシ」の食痕です。「色彩選別機」を通してできるだけ取り除いているのですが、多少は入ってしまいます。味には影響いたしませんし、身体に悪い影響があるわけでもありません。そのまま食べていただいてかまいません。穂の乳熟期に殺虫剤を一回でもやれば被害を防ぐことができるのですが、先月にもお伝えしましたように、そうしますとトンボやクモなどの益虫たちも一斉にいなくなってしまいます。できませんよね。我が農園のお米を食べていただいている皆様にはきっとお分かりいただけると思います。
☀☀☀☂☂☁☁
もうじき、稲たちは穂をだします。品種は「ひとめぼれ」、「コシヒカリ」それに「黄金もち」です。「殺虫剤」、「殺菌剤」はやっていません。化学肥料も使っていません。肥料は堆肥などの有機肥料のみです。
健康は食から、食は土から。人間は土の化身です。だから・・何よりもいのちを育む土を守り、その結果として生命力豊かなお米を作りたいと願ってきました。田んぼが黄金色に輝くのはもうじきです。どのようなお米が育っているのでしょうか。
幸いにも当地への原発の影響は低いと言われていますが、同じ志を持ちながら田んぼに立ち尽くす福島の農民を思うとき・・・言葉もありません。
土といのちの循環の下に・・・菅野農園(代表;菅野春平)
2011.08.07:Copyright (C)
ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
ほんとに、、、、同感です。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
幸いにも当地への原発の影響は低いと言われていますが、同じ志を持ちながら田んぼに立ち尽くす福島の農民を思うとき・・・言葉もありません。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
私も震災以来ずっとそう思ってきました。畑に行くたび、耕すたび、伸びる野菜を見るたび、、、本当に胸が苦しくなります。
こんな当たり前のことが、こんなにありがたく素晴らしいことだというのを毎日感謝しています。
こういう敬虔な気持ちを私たちはやはり忘れていたのかもしれないと思わされます。
2011.08.08:くみ [
修正
|
削除
]
TPP問題に関するビデオを紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=nRoZYF6Z-a8&feature=related
これは、東京でのデモンストレーションの折の会話を録音したもののようで、少し聞きづらいですが、南米はTPPでめちゃめちゃにされたと女性が訴えています。
震災で、TPPは一時棚上げになっているようですが予断はやはり許せない状況ですね。
特に自給率0%なんて恐ろしい数字が上がっていました。
食はいのちに直結しますから、ほんとに怖いです。
2011.08.15:くみ:
URL
[
修正
|
削除
]
▼
この記事へのコメントはこちら
題名
本文
作成者
URL
画像
編集用パスワード
(半角英数字4文字)
※投稿後すぐに反映されます。
ゲストさんようこそ
ID
PW
■
当サイトについて
■
参加者数
合計 35人
■
記事数
公開
4,159件
限定公開
0件
合計 4,159件
■
アクセス数
今日 685件
昨日 7,553件
合計 2,460,593件
■
ケータイサイト
powered by
samidare
system:
samidare community
☀☀☀☂☂☁☁
今月のお米の味は如何でしょうか?
お届けしましたお米は出荷直前まで籾(もみ)をまとっていました。服を着ていました。7月にもお伝えしたかと思うのですが、それには訳があります。といいますのは・・・。
お米の多くは玄米で貯蔵されています。その玄米は梅雨に入ってから急速に劣化していきます。玄米の肌が見るからに荒れてくるのですね。かつてあったべっ甲色のつやつやした輝きは失われ、いかにも「苦労したよ」というガサガサした感じになっていくのです。この落差はちょっとかわいそうなくらいですよ。わけを言えば、玄米が梅雨を前後する環境の大きな変化に「素っ裸」で対応しているところにあります。暑いし、蒸すし・・、大変な苦労だと思いますよ。エネルギーもたくさん消費したでしょう。その結果、つやつやがガサガサに・・・というわけです。これを防ぐためには玄米を低温倉庫に入れるなどの方法もありますが、自然なやり方としては玄米にせずに籾のまま貯蔵するという方法です。籾は固いガラス繊維でしっかりと玄米を包みこみ、守っていくのです。我が農園のお米は、昨年の秋から今年の8月分まで、ずっと籾の被服をまとっていました。べっこう色の輝きを失わずにいました。お届けしたお米はそんなお米です。
☀☀☀☂☂☁☁
今月も「黒い斑点」をもったお米があちらこちらにあるかもしれません。「カメムシ」の食痕です。「色彩選別機」を通してできるだけ取り除いているのですが、多少は入ってしまいます。味には影響いたしませんし、身体に悪い影響があるわけでもありません。そのまま食べていただいてかまいません。穂の乳熟期に殺虫剤を一回でもやれば被害を防ぐことができるのですが、先月にもお伝えしましたように、そうしますとトンボやクモなどの益虫たちも一斉にいなくなってしまいます。できませんよね。我が農園のお米を食べていただいている皆様にはきっとお分かりいただけると思います。
☀☀☀☂☂☁☁
もうじき、稲たちは穂をだします。品種は「ひとめぼれ」、「コシヒカリ」それに「黄金もち」です。「殺虫剤」、「殺菌剤」はやっていません。化学肥料も使っていません。肥料は堆肥などの有機肥料のみです。
健康は食から、食は土から。人間は土の化身です。だから・・何よりもいのちを育む土を守り、その結果として生命力豊かなお米を作りたいと願ってきました。田んぼが黄金色に輝くのはもうじきです。どのようなお米が育っているのでしょうか。
幸いにも当地への原発の影響は低いと言われていますが、同じ志を持ちながら田んぼに立ち尽くす福島の農民を思うとき・・・言葉もありません。
土といのちの循環の下に・・・菅野農園(代表;菅野春平)