農場の鍬納め:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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恒例行事の鍬納めは、設立以来毎年、理事が中心となりボランティアの方々の労をねぎらうことと、無事に収穫が出来たことに対する大地への感謝の意を込め開いてきました。
これまでは、ハウスの中で行っていましたが、今年は、30名ほどが参加が見込めるとのことで、初めて公民館での開催になりました。
最初に、東日本大震災で亡くなりになられた多くの犠牲者の方々への黙祷から始めました。
次いで、都合により欠席になった竹田理事長に代わり、洞口副理事長が「日ごろのご苦労をねぎらい,お陰様で今年も若干の黒字決算となる見込みであること、そして、来年もよろしくお願いしたい」とのあいさつをされました。
続いて、「おきたまネットワークサポートセンター」所属の山形県NPOアドバイザー(置賜地区担当)の伊藤えり子さんから「農業さんは経営改善に取り組まれたことを高く評価している。是非会員皆さんの協力で成果を上げていただきたい」とのご祝辞を頂きました。
乾杯の音頭は、今月1日から当農場に緊急雇用の制度で就職された、いわき市からの原発避難者である村田さんにお願いしました。
横山事務局長が、経営改善計画案の概要を説明し、「2年後の次の10年に飛躍するため関係者皆さんが当事者になって取り組んでいただきたい」と訴えました。
開会に先立ち、みんなで搗いた御餅を頂き、今年の反省と来年への期待を織り交ぜ有意義なひと時を楽しく過ごしました。
なお当日、被災者への義捐金を呼びかけたところ、17,400円が集まり、翌日、山形新聞長井支社長さんに預けて着ました。
このことは、翌々日の山形新聞全県版に紹介されました。(T)