7月の「玉子通信」から:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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同じようなお話をうかがいました・・ちょっとうれしい話です。
「東京から来た孫がね、食べられなかった玉子かけごはん、初めて食べたって。おいしいと言っていました。これなら食べられるって。菅野さんとこの玉子、違うんですねぇ。私たちはいつもこの玉子ですから、違いは判らなかったのですが・・・」
「私はずっと卵が嫌いでした。あの独特の生臭さもさることながら、食べるとジンマシンのようなものがでるんです。でも菅野さんとこの玉子は大丈夫。出ません。おいしいです。出会えてよかった。」
なんか我田引水のようなお話でしてね、紹介するのも気が引けるのですが、重ねてお聞きすると・・掲載してみようかなと思いました。
玉子は外見ではありません。中身です。その善し悪しはニワトリのエサと飼われ方でほぼ決まります。
我が家のエサは様々な化学添加物や遺伝子組み換え穀物などの類はいっさい使用していません。またニワトリの健康を守るため、ゲージに入れずに自然になるべく近づけて飼っています。ですからエサ代は多くかかり、産卵率も高くはありません。
だけどこれでいいんです。玉子は赤ちゃんからお年寄りまで、みんなが食べる大事な「たべもの」。利益になるからと言って「たまごモドキ」、「食べ物モドキ」はつくりたくありませんからne。
☀☂☁ 「春平(息子)の小屋」
息子が我が家の庭先に住宅を建てようとしています。冬の前にはできあがるでしょう。
住宅とはいっても大したことはないのですよ。90歳を超えた両親は「春平の小屋」と呼んでいます。ずっとまちのアパートから通って農業していましたが、これでようやく職住接近。夜中にタヌキやキツネに起こされるのは今度は息子の番です。
いのちと土の循環の下に・・・菅野農園