蝉が少ない:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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ミ〜ンミ〜ンもジージーもカナカナも一様に少ないがどうしたのだろう。山岳信仰では蝉はあの世とこの世をつなぐ使者と言われています。「閑さや岩にしみいる蝉の声」(本当は「山寺や岩に沁みつく蝉の声」と詠んだとされていますが)の芭蕉の句はその山岳信仰と合わせてよみとることが大事だと聞いたことがあります。そう捉えると句の深い意味合いに触れるような気がしますね。
さて、そこからするとこの少なさをどのような「あの世からのメッセージ」として受け止めたらいいのだろうか。「もうお前たちには言うべき言葉もないよ。」なのか、「選ばれた我々の代表者の声をじっくり聴いて、受け止めてもらいたいことがある。」なのか。よくわかりません。
いずれにしても・・お盆。その辺のところをゆっくり考えてみるにふさわしい時期です。
写真はお盆の朝。