どうしようかなぁ、これ。。。:山形の創作・芸術
山形の創作・芸術 |
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ま、色んな人がいるんで一概には言えないが、只の道端の石(自然石)の上に、ピカピカのボルトが、こうもワザとらしく置かれていると、僅かながらも、なんだか<触れてはならないモノ>様な、云わば「畏怖の念」の様なものを感じるから、不思議だ。
20年程前の事だが、道端で拾って来た小さな石コロに、紐を十字に結わえて、デスクの上に置いといた事があった。書類や資料が散らない様に「文鎮」代わりにしたりして。
実は、これを置いておくと、書類等がなかなか散らからないから不思議だ。他のモノ(雑誌とかホッチキスなど)では、こうは行かない。
お客様などからも珍しがられて、「これ、ナンですか?」とよく聞かれたので、「石コロを拾って来て、文鎮代わりにしてるんですぅ。」と正直に答えた。
でも、何かもっと「意味」的なものを期待している人には、こんなお答えをした。神性が宿っている様な大きな岩や珍しい石、また老木や森などに、縄や紐を結わえて(要はシメ縄とか縄張り)、「結界(ケッカイ:例えばカミの世界と現実の世界等とのイワユル境目を表すモノ)」とするらしいですよね。
私達には、「アニミズムみたいな感覚」というか、そういう「意識下の残像」とでもいうか・・・が、けっこう深いトコにあり、世代や歴史を超えながら更には後世へと、それなりに継承されている様だ。