▼野辺のヒガンバナ、真っ赤。
どうも、このヒガンバナというのは、
怪しく・妖しく、そして・・・怖い;;;;。
何がどーなのか、ハッキリした理由は分からない。
毒草である事も、真っ赤である事も、
もちろん「彼岸=あの世」という語感なんかも
すべて内蔵された暗喩を感じてしまうからだろう。
拠って、この花の形態から、
「スケルトン=骸骨」を連想してしまう。
それに、昔・・・・土葬だった頃、
その周辺に真っ赤なヒガンバナが咲いている、、、
・・・・・みたいな映像を思い浮かべちゃったりして。。。
加えて言うなら、
「瞽女の旅姿」なんかの背景にあったりすると・・・・似合いそうである。
さらには、その瞽女が持つ三味線を包む布地の一部に
ヒガンバナが何気なく描かれてたりしたら、
それはもう絵画的だし、なんかもう・・・示唆的だ。
これら全ては、ヒトの勝手な気のせいであり、空想である。
ヒガンバナという植物とは、<科学的には関係が無い>。
しかし・・・或る固有の文化圏の住民が持つ
共通の幻想であると言えるのかも知れない。
モノガタリって、そこから始まるのかも知れない。
・・・・・・・・・・・なーんちゃって、
朝飯前の犬っ子達との散歩にしては、
ちとヘヴィーでしたね;;;。
お口なおしにでも・・・どーぞ。↓↓↓
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2011.10.05:shidareo
さわれない花
折りとってもちかえったりしてはいけない花でしたね。多分、母から言われていたのだろうと思います。{関東で}
広島県で暮らし始めたころ社宅の知り合いの家の床の間に大量のヒガンバナが活けられていたのに驚いたことがありました。ヒガンバナになんのていこうもないとのことでした。地域差がありますね。
2011.10.05:mim
mimさま
「さわれない花」・・・・綺麗な表現ですね。嬉しくなります!
ヒガンバナに対しては、
<日本>という括りで大体同じ感じかなぁ???と
勝手に思っていましたが、地域差にけっこう驚きです。
ありがとうございました。
私も、大阪でシゴトをしていた時期があるのですが、
(窓から六甲山を見てました。)未だ20代と若かったし、
正直・・・こういう事は、あまり気にしてなかったですね。
2011.10.05:shidareo
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