▼座談会での事例
ご一緒した方が
小さいお子さんをお持ちの方だったので
ありそうな事例を2つ参考にと話しました。

わたしメッセージとあなたメッセージ
あなたが疲れて一休みしているところへ,子どもが膝にのってきました。
タイプAのお母さん
子:「ねえ、ご本読んで」
  とひざに座ってきました。心底疲れていたあなたは、
親:「あとでね」
  と言って子どもをひざから下ろし、横に座らせました。

タイプBのお母さん
子:「ねえ、ご本読んで」
  とひざに座ってきました。
親:「たけしくんは,ご本を読んで欲しいの?」
子:「ウン」
親:「そうか。でもね今お母さんすっごく疲れていて,ちょっとでいいから休みたいんだ」
子:「えーー,ご本読んでぇー」
親:「ご本読んで欲しいんだ。お母さんも少し休んでからなら、読んでもいいよ。
今【2】のところにある時計の針が【4】のところにきたらご本読む元気が出ると思うから,それまで待っててくれる?」

能動的な聞き方
三歳になる娘のすずかは食が細く,せっかく作った料理も残すことが多く困っていました。
タイプAのお母さん
子:「すずか、ご飯いらない」
親1:「だめよ,ちゃんと食べなさい」
親2:「ちゃんと食べないと大きくなれないわよ」
親3:「好き嫌いしちゃだめよ」

いくら言っても食べようとしません

タイプBのお母さん
子:「すずか、ご飯いらない」
親:「すずかは、今ご飯食べたくないのね?
   お腹がすいていないの?」
子:「お腹は、すいてるよ。でも、白いご飯はイヤ」
親:「そう、白いご飯がイヤなのね」
子:「わたし、ふりかけかけたら食べるよ」
親「そうかあ、ふりかけのかかったご飯がよかったんだね。」

実際にあったことです。
それぞれの対応でお子さんはどんな感じをもつでしょう?
2016.02.25:おやコミ研究所

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