物理学者《アインシュタインが考えたこと (新書) 》佐藤 文隆:ヤマガタンAnnex|山形の有名人-山形出身の有名人
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物理学者《アインシュタインが考えたこと (新書) 》佐藤 文隆
2006.09.30:Copyright (C) スタッフヤマガタン(ヤマガタン事務局)
雲はなぜ落ちてこないのか (単行本)
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山形県西置賜郡白鷹町出身。京都大学理学部物理学科卒業。同大学院博士課程修了。学部生時代〜大学院生時代は天体核物理学研究室の林忠四郎の下で宇宙物理学を学んだ。理学博士。2006年現在、甲南大学教授。
1973年、冨松彰とともに、アインシュタイン方程式におけるトミマツ・サトウ解を発見した(この業績により冨松とともに仁科記念賞を受賞)。この解は裸の特異点の存在を示唆していて、他の解と大きく異なるため、今日では数学的産物だとされている。
宇宙論関係の啓蒙書や随筆を多数書いている。
新書: 197ページ
出版社: 岩波書店 (1981/01)
ASIN: 4005000312
内容(「BOOK」データベースより)
光の速さで走りながら、光を見たらどう見えるのだろうかと、アインシュタイン少年は考えた。そして大人になって、相対論を発表した。相対論によると、光に近い速さでは、時間がのびたり、長さがちぢんだりする。重力や加速度がはたらくとどうなるだろうか。話は、ブラックホールや宇宙のはじまりにまでおよぶ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤 文隆
1938年山形県に生まれる。1960年京都大学理学部卒業。同大学大学院、助手、助教授を経て、1974年より京都大学基礎物理研究所教授。理論物理学、とくに宇宙論と一般相対論を専攻する。冨松彰氏と協力して研究したアインシュタインの重力方程式の解は、「冨松‐佐藤の解」として世界的に知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)