五十嵐敬喜《美しい都市と祈り》学芸出版社:ヤマガタンAnnex|山形の有名人-山形出身の有名人
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五十嵐敬喜《美しい都市と祈り》学芸出版社
2006.12.15:Copyright (C) スタッフヤマガタン(ヤマガタン事務局)
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五十嵐敬喜/著
学芸出版社
美を探究する人間の本性を祈りという視点から検証。祈りが日常化した高野山、平泉、天理、綾部、沖縄久高島、巣鴨を訪れ、各々の共同体が形成する独特の土地所有への感覚に注目。個人所有に基づく絶対的土地所有を見直し、集団的土地所有「総有」を提案、資本主義と渡り合い都市美をめざす、権利論に続く美のシリーズ第二弾。
祈りは街づくりの原動力になるか? 個人所有にもとづく絶対的土地所有を見直し、集団的土地所有「総有」を提案し、民主主義、資本主義を越え都市美を追求する。2002年刊「美しい都市をつくる権利」に続く第2弾。
五十嵐敬喜
法政大学法学部教授。弁護士。
1944年山形生まれ
早稲田大学法学部卒業。専門は都市政策、公共事業論、立法学。不当な都市計画や建築に対して市民の立場からの弁護活動を行なう。また、従来の公共事業に対する鋭い批判を行ない“公共事業見直し”の流れをつくった。一貫して人間をないがしろにする日本のシステムに立ち向かい、現在は右傾化する改憲論に対抗する「市民の憲法論」の構築に取り組んでいる。
著書に『美の条例いきづく町をつくる』(学芸出版社)、『美しい都市をつくる権利』(学芸出版社)、『都市はどこへ行くのか』(建築資料研究社)、『五十嵐敬喜 憲法改正論』(日本経済評論社)など、共著に『創造学の誕生』(ビオシティ)、『破綻と再生』(日本評論社)、『図解公共事業のしくみ』(東洋経済新報社)、『公共事業は止まるか』『公共事業をどうするか』『市民版 行政改革』『議会 官僚支配を超えて』『都市計画利権の構図を超えて』(以上、岩波新書)などがある。