地質学博士《安斎 徹》元山形大学教授:ヤマガタンAnnex|山形の有名人-山形出身の有名人
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地質学博士《安斎 徹》元山形大学教授
2016.09.21:Copyright (C) スタッフヤマガタン(ヤマガタン事務局)
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明治22年福島県に生れる。大正元年、戸隠、白馬への初登山から自然に憧れ、大正5年秋田鉱専卒業。台湾生蕃界、シベリアの大荒野に青春を捧げ、大正10年旧制山形高等学校創設とともに地質鉱物学教室教授に就任。爾来、東北の自然研究に専念。のち、山形大学教授。
蔵王火山の研究者としてすぐれた研究業績を残すとともに、こよなく蔵王を愛し、蔵王山の「樹氷」を命名し、世に紹介したことで知られる。また、朝日連峰や吾妻山、鳥海山、飛島等の地質学的研究を行い、史跡、名勝、天然記念物の指定、国定公園の指定にあたっての調査報告をまとめた。
「山形県立自然公園審議会会長」、「山形県自然環境保全審議委員」、「月山の自然を守る会会長」等を務める。