ヤマドリ追っかけに行って来た。:山形の植物・園芸
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ヤマドリ追っかけに行って来た。
昨晩出張より帰宅。
往復の新幹線や電車での移動の際に、
まァ、読んでも良いかなぁ・・・程度に持参した文庫本、
井沢元彦著「逆説の日本史」にハマってしまって、さァ大変;
文字が細かいので思わず老眼に鞭打ってしまい、
目がショボショボになってしまった。
日常である「やまがた田舎暮らし」では、
移動のほとんどを自動車に依存しているし、
ベンツやクラウンの後部座席という身分とは程遠いので、
ほぼ100%自分で運転しなきゃならん。
だから、「移動時間に読書」と言う訳にはいかない・・・。
そして今日は、そんな疲れ目を引きずりつつも、
犬っ子達と山にヤマドリ追っかけに行って来た。
天候が荒れる前は、動物たちが餌を取るために動くので、
一般的に出会える確率も高くなるのだが、
今日はちょっとお天気が良過ぎ(明る過ぎ)た様で、
ザブザブと沢登までやったのに、一羽しか出会えなかった。
それも、松林の奥を、尾を優雅にシダらせながら、
あっという間に飛んで行ってしまったァ。
でも、自分ひとりでは一羽も見る事が出来なかっただろう。
これも、犬っ子ケンタ(兄:4歳)の探索能力とフラッシング能力のお陰である。
(えらいぞ、ケンタ!)
早めに帰宅して、家の車全部のタイヤ交換を行い雪に備えたし、
明日も、別の沢を3本ほど登るつもりだ。(雪囲いが若干残っているけど;;)
2010.11.27:Copyright (C)
やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
優雅にシダらせながら
shidareoさん、こんにちは。
「尾を優雅にしだらせながら」飛んでいったヤマドリのくだりを読んで状景を理解できました。しだらせながら飛ぶのですね。
shidareoさんの名前の由来でしょうか。
2010.11.29:mim [
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mimさま
コメント、ありがとうございます!
ヤマドリ(のオス全長:90〜110cm程)って、
とても長い飾り尾羽(45〜60cm程)を持っているんで、
特に、驚いて急上昇する時や、木々の間を掻い潜って飛ぶときなぞは
釣り竿の穂先を手で細かく振った様に、それが綺麗に微妙に「くねる」んです。
ご存知の通り、万葉集<あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の.
ながながし夜を 一人眠むかも(柿本人麻呂)>の中で、
わざわざ、<トニカク長〜ィ>事を言うためにあえて使われている程に、
昔はたくさんのヤマドリが身近に居たんでしょうね。
ヤマドリはキジ科の鳥で、日本固有種。
それも、「法律で売買が禁止されている」という、
イマドキ非常に類い稀な、カネで買えない存在なんですよ。
一万円札に刷られている国鳥のキジの方は、売買OKでもあるし、
今でも田舎の人里に沢山いますし、桃太郎話にも出てくるんで、
一般には馴染みがあるんでしょうけど。
ま、そんなこんなで、まだまだ絶滅危惧種ではありませんが、
とにかく綺麗で、且つ美味しい(汗;)鳥だし、日本の古典にも登場してるし、
響き的に、なんかオトナのケダルサとか、ミステリアスさなんかも感じられるんで、
勝手にアヤカッテしまっておりました次第です。
でも、人麻呂は<しだり尾>と能動的に若々しい感じに使ってますが、
私の場合は、年齢的にも若干受身的に<しだれ尾>くらいが
丁度良いのかなと、完コピならぬバグコピーにて。。。
「バグコピーこそ、進化のキッカケなりぃー!」・・・関係ナイかっぁ〜;
2010.11.29:shidareo [
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綺麗で美味しい.....了解
ヤマドリの美しさも歌の状景もしかと了解できました。
「あ」で始まるうたがいろいろありますしこの札は恋の
うたではないので競争相手のすくない札でした。
ちなみに皆が取りたかったふだNo.1は「ゆらのと..」
「ゆくえもしれぬ恋のみちかな」でした。古い話です。
「しだれお」は奥ゆかしくていいです。さすがです。
2010.11.29:mim [
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ゆらのと....ですかぁ。
百人一首とか・・・あまり縁が無く、
さらに、しっかりとベンキョーしなきゃならんかった頃には
なんもせんと遊んでばっかりだったので、けっこう疎くて;;;;。
<由良の戸を 渡る舟人 舵を絶え 行方も知らぬ 恋の道かな>
↑↑↑ しっかりWeb検索;;;;
この<由良の戸>から、京都の由良川を思い浮かべていました。
20代半ばの頃ですが、カミさんをバイクのタンデムシートに乗っけ、
ヘッドライトを点灯し、カウリングに包まれて大阪の街を出て、
朝もやが晴れる前にこの由良川沿いの国道をかなりのスピードで駆け抜けて、
出石そばを食べたり、若狭湾から丹後半島などをよく巡りました。
生意気に、久美浜のまるで船屋の様な割烹旅館に泊まっちゃたりしてね。
思い出すなぁ・・・。
あ、還暦過ぎたら<しだれお>改め、
<しだおれ>にでもしようかなぁ。。。
2010.11.30:shidareo [
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ザブザブと沢登までやったのに、一羽しか出会えなかった。
それも、松林の奥を、尾を優雅にシダらせながら、
あっという間に飛んで行ってしまったァ。
でも、自分ひとりでは一羽も見る事が出来なかっただろう。
これも、犬っ子ケンタ(兄:4歳)の探索能力とフラッシング能力のお陰である。
(えらいぞ、ケンタ!)
早めに帰宅して、家の車全部のタイヤ交換を行い雪に備えたし、
明日も、別の沢を3本ほど登るつもりだ。(雪囲いが若干残っているけど;;)