キジっコと、朝からかくれんぼ。:山形の植物・園芸

山形の植物・園芸
キジっコと、朝からかくれんぼ。


週明け早々の犬っ子達との朝散歩は、どうしても気忙しくなりがち。
春本番となり、明けるのも早くなっているので、その分早く出たりもするのである。
サマータイム制度などという、四角く洒落たモノではない。
要は、臨機応変・・・季節とかその日の条件に拠って変えるのである。

その様な訳で、今朝は少し早く家を出て、いつもの散歩コースから外れて、
野原にやって来たら、オスのキジが、元気に「ケン・ケーン!」と鳴き始めた。

キジは、人間や犬などに対して、とても警戒心が強く、且つ狡猾である。
桃太郎など昔話の時代から、ずっと人里に住んでいる。
獲って喰っては、とても美味しい野鳥なのに、それでも尚、人と共存している。

個人的には「ヤマドリ」の方が好きではあるが、キジ飯とか、キジ鍋はもちろん、
カシスやフランボワ―ズなどベリー系ソースで食べるローストは
ブルゴーニュ系の軽めの赤ワインや、スパークリング・ロゼとの相性はバッチリで、
そのワイナリーを表す、デザインっぽいマークはじめ、伝統的なエンブレムなども、
キジの姿を採用しているところが多いのも、頷ける。
しかも、日本の「国鳥」に指定され、さらに、サイボーグの如くデフォルメされた姿は、
日本銀行券である一万円札の絵柄にも採用されている。
・・・・・・これを狡猾と言わずに、何と言えば良いのだろうか?

っという事で、

犬っ子達をしばし棒杭に繋ぎ、カメラを持って、キジに気付かれない様に近づく。
「近づく・・・」と簡単に書いたが、藪とか、体を隠すものがあれば良いのだが、
野原なので「匍匐前進」である。傍から見れば、全くの<呆け者>である。

キジはキジで、すでに異変に気付いており、頭を低くして遠ざかっていく。
遠ざかるという臆病さと、そんな最中にも餌を啄む余裕、
それに何時でも飛んで逃げられるシタタカさを併せ持っている。なんと狡猾な!

ま、キジという忍者っぽい題材から「隠し絵」っぽく面白く撮れた気がする。(↑↑↑上の画像)
(↓↓↓こっちは、割とフツー;)

この記事へのコメントはこちら
題名


本文


作成者


URL


画像

編集用パスワード (半角英数字4文字)


 ※投稿後すぐに反映されます。
ゲストさんようこそ
ID
PW

 合計 12人
記事数
 公開 1,204件
 限定公開 0件
 合計 1,204件
アクセス数
 今日 10件
 昨日 143件
 合計 1,059,528件
powered by samidare
system:samidare community