「春は曙」と言うには、まだまだ寒いけど。:山形の植物・園芸

山形の植物・園芸
「春は曙」と言うには、まだまだ寒いけど。


「春は曙」と言うにはまだまだ寒いけど、ずいぶん穏やかな光になって来て、明らかに厳冬期の雪雲とは違ってきた感じがする。(日の出時刻 06:28頃の蔵王山系竜山北側稜線)

犬っ子達との散歩コースの路肩の土も出始めて、見るからにまだまだ生気は低そうだが、なんとかかんとか越冬したスミレやタンポポの濁緑色の葉もちらほら。

スミレやタンポポと来ると、<良寛>の歌、「鉢の子に すみれたんぽぽこき混ぜて 三世の仏に たてまつりてむ」を思い出す。(注:三世の仏=過去・現在・未来の仏)

この歌は、状況的にギリギリの境遇にありながらも、人が他に施す事が出来る最高位の供物(プレゼント)を歌ったものあり、また「せずにはいられない」創造的行為でもあり、その美しさも品格も第一級だと、私は思っている。

そして、これ以上は「折られもしないし・折れもしないよ」という強さとか勇気も与えてもられる歌でもあり、私はとても好きだ。
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