▼キンモクセイの香りですね。
今週末は何かと忙しくて、Blogはお休みでした。
それに、犬っ子達との山散歩はカミさんひとりに任せてしまった。
ところで、数日前頃からだが、どこからか???
「キンモクセイ(金木犀)」の香りがする。
香りの源が分からなくていると、
カミさんから、「家の庭に咲いているじゃないの!」と
教えられた・・・というか、呆れられた;;;。
また、ご近所の家の庭にもけっこうたくさんある様だ。
キンモクセイの香りは、昔から良い香りとされ、
中国には、なんでも、楊貴妃がこよなく愛したという
白ワインにキンモクセイの香りをつけた
「桂花陳酒(ケイカチンチュウ)」というお酒がある。
(↑↑↑よく冷やして飲むと意外に美味しい。)
同時に、
全く矛盾してしまう事なのだが、
<私は、この香りがけっこう苦手なのだ;;;>、
という側面も、併せ持っているのだ。
ご存知の方も多いと思うのだが、
□□製薬から発売されトイレの芳香剤に
「キンモクセイの香り」というのがあった。
実はこれが大流行りした時があり、行くとこ行くとこ、かなりの確率で、
夏でも・秋でも・冬でも・春でも、キンモクセイの香りがしたのだ。
だから、我が家周辺に「キンモクセイ」の香りが漂うと、
「あ〜、秋の良い香りだなァ♪」という感覚と、
トイレの芳香剤の香りが地域社会に・・・・という感覚とが
同居しており、我ながら困ったものだ。
もちろん、脳みそというか理性では分別(ブンベツ)している。
しかし、香りとか味のというものは、もっともっと深いところに記憶されるので、
理解とか理屈という表層的、納得といった中層的アプローチでは
問題解決が出来ないのだろう。
深層に刻まれる、嗅覚とか味覚、聴覚情報というものは、
移ろい易い(更新し易い)視覚情報よりも、
本当は、更にもっともっと丁寧に慎重に扱うべきものであろう。
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2010.10.04:shidareo
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