▼粉糖みたいだ。冬枯れのヨモギに白い朝霜が。
Xmasケーキのひとつに「ノエル」という、やや地味系な菓子がある。
丸太ン棒に見立てたロールケーキに、粉糖(パウダーシュガー)を振りかけ、
Xmasらしい飾りを施したものだ。
この時期になると、なんとなくXmasが気になるものだ。
確かに、食材や外食、ワイン、プレゼント云々も動き、経済もそれなりに活性化する。
拠って、やや気ぜわしくなると言えばそうなのだが、
ま、個人レベルのハナシでは、
Xmasは、もう「昔の思ひ出」の世界に閉じ込めてしまって、久しい。
ま、今朝はやや冷えたので、冬枯れして真っ黒くなってしまった「ヨモギ」に
白い朝霜が降りて、粉糖(パウダーシュガー)みたいだ。
改めて画像化すると、なんとも寒々しい感じなのだが、
それをパウダーシュガーなんかで表現されてしまうと、
いくら寒い北国であっても、そこに住む人の心根の暖かさが
上手く現れるモンだなと思う。
寒く、グレーっぽい薄曇りの東風の中、
西には月山の白い稜線がくっきりと浮かんでいた。
→画像[ ]
2010.12.13:shidareo

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