▼残された杭がけ棒が、なんか綺麗に見えた。
昨日の山形は、初雪という事になった。
標高600m程より高い山や山間地は雪化粧した様だ。
僅かな晴れ間に見えた蔵王山系「雁戸」のナイフリッジな稜線も
雪を被って白くなり、さらに標高感を高めた。
無造作に残された杭かけ棒や、それを結束していた荒縄が
冷たい水気を吸い黒光りしている生き物の肢体みたいに、
なんだか不思議に・・・綺麗に見えた。
(↓↓↓は、稲の杭がけ乾燥の最中の頃。同じモノだ。)

朽ち去るモノ、壊れ去るモノ、崩れ去るモノなどにも、
より一層の美しさを感じられるのは、とりあえずなかなか楽しいものだ。
→画像[ ]
2011.11.17:shidareo

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