雪融け田んぼに、朝焼け雁戸。。。:山形の歴史・伝統
山形の歴史・伝統 |
雪融け田んぼに、朝焼け雁戸。。。
2010.02.25:Copyright (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
もしかして
あ、有機農法で有名な。。。
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観天望気の言葉の中で<朝焼けは、雨>というのがあるが、夕方辺りから雲が出て、明日からは雨が来るかも知れない。
ところで、昨朝は陽が強く射して来たという感じで、日照時間が乏しい東北裏日本の盆地にあっては、やはりそれなりに嬉しい。しかし、その代償として見えなくなってしまうモノゴトも多い。
例えば、砂糖菓子の様な霜に包まれたスミレの花など「妖精」性を語れそうとも言えるモノだが、それは、微細な光と言うか淡く降りてくる様な光の中でしか、なかなか眼に入って来ない。
野生動物たち(特に大物ほど)は、暗いところに潜んでいる事が殆どだし、日本のコトワザにも「谷神は死なず」というのがある。
物理的に「動くモノ」や「眩しいモノ」に、反射的に目が行くのは仕方ない。この深層には、おそらく、喰われる・狩られるという恐怖の記憶や危険回避の欲求という様な本能が大きく働いているからだろう。(実は、これを利用されてるって場合もけっこう多いが…、ま、これはこれで、またSome Day。)また、「この世には、妖精なんていない」というのが一般的であり科学的である事は分っている。私の2つ節穴(眼)で見ても、同じ様に認識している。
そんな私でも、昼間でも暗い杉林の中でひっそりと咲いていた「ササバギンラン(欄の一種)」の白く淡く半透明な姿に初めて出遭った時には、「あ、<妖精>っているんだぁー。」と思えた。
人って、「眩しさに目を奪われるもの」でもあり、「闇に光を見い出すもの」でもあり…と、けっこう厄介な存在だが、ま、これも仕方ないハナシだ。