55年体制の礎《緒方竹虎》昭和時代の政治家:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
55年体制の礎《緒方竹虎》昭和時代の政治家


緒方竹虎(おがた たけとら 明治21年(1888年)1月30日 - 昭和31年(1956年)1月28日)は、ジャーナリスト、昭和時代の政治家。自由党総裁。国務大臣、内閣情報局総裁、内閣官房長官、副総理などを歴任。

明治21年(1888年)1月30日、緒方道平の三男として山形県に生まれる。4歳の時、父について福岡県に移る。父は福岡県書記官を退官後、福岡農工銀行頭取をつとめた。


人物叢書「緒方竹虎」

ISBN:4642052224
吉川弘文館 (2001-03-10出版)

・栗田 直樹【著】・日本歴史学会【編】

朝日新聞社主筆から転身し、戦後の55年体制の礎を築いた政党政治家。
その前年、吉田茂に代わって自由党総裁となると、翌年に民主党の鳩山一郎との対立を超えて自由民主党を成立させた。
自らの経験と人脈を生かす、「情報組織の主宰者」とも呼ぶべき政治手法によって首相の座を目前にしながら急逝。
いま埋もれつつあるその足跡を明らかにする。

第1 おいたち
第2 青年時代
第3 朝日新聞主筆
第4 情報局総裁
第5 敗戦
第6 吉田内閣副総理
第7 自由党総裁


評伝 緒方竹虎―激動の昭和を生きた保守政治家

評伝 緒方竹虎―激動の昭和を生きた保守政治家

三好徹

岩波現代文庫
ISBN:4006031327

朝日新聞主筆として勇名をはせた言論人緒方竹虎は、第二次世界大戦末期に政界入りする。
終戦処理の苦労をつぶさに体験し、五五年保守合同をなしとげ、次期自民党総裁と目されながら急逝―一身にして二世を生きた緒方の生涯と精神を、激動の昭和史に即して描き政治の原点を問う本書は、良質の保守政治家も消え混迷を続ける現在の日本政治の指針ともなるだろう。

役人になるなかれ
英国ふうの九州男児
右翼との戦い
五・一五から二・二六へ
戦時下の主筆
中野正剛の死
政界入りと和平工作
吉田茂との出会い
浪人生活
流れのままに
ラン頭の急務
早すぎた死
2006.11.25 [修正 | 削除]
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