企画展「ゲゲゲの鬼太郎と、妖怪不思議ワールド」:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
企画展「ゲゲゲの鬼太郎と、妖怪不思議ワールド」


企画展「故郷からのおくりもの〜高橋まゆみ人形展」は先日7月13日をもって無事終了しました。多くの方からのご来館、誠にありがとうございました。人形達は、米沢を去り、次の展覧会場にむけて再び長旅に出ましたが、人形達の笑顔は、お客様の心の中でいつまでも輝きつづけることでしょう。
※現在もミュージアムショップで、高橋まゆみさんの人形達を紹介した図録を販売いたしております。ただし、数に限りがありますので(7月14日時点で50冊)、ご希望の方はお早目にお願いします。

さて、7月19日(土)から、新たな企画展がオープン致します。その名も、企画展「ゲゲゲの鬼太郎と、妖怪不思議ワールド」。日本の各地に伝わる妖怪、そして西洋の妖精たちが米沢にやってきます※。夏になると、妖怪の話をあちらこちらで聞くことも多いですね。今回はその企画展の詳細をお知らせします。
※実際の妖怪が来るというわけではありません。

展示の概略 〜ようこそ妖怪ワールドへ〜 展覧会チラシより
 「妖怪を見たことがありますか」ときかれたら、はたしてあなたはどうこたえるのでしょうか。「妖怪なんて、いるわけないから見るはずもない」という回答がおそらくいちばん多いでしょう。でも、「見たことある」と断言する人も、かなり昔から少なからずいるのです。見たことなくても、「なんかそんな気配を感じた」という人もたくさんいるはずです。
そうです。人間は太古の昔から、人の知識でも解明できない不思議な出来事や存在に、驚き、さまざまに惑わされてきました。
 ”妖怪”も”妖怪画”も、まさにそんな人々の日常の体験から生まれてきたものなのです。
古くは、いまから約700年近くも前になる南北朝時代(1336〜1392)、妖怪を退治する物語が数々描かれました。江戸時代には狩野元信や鳥山石燕などの狩野派の画家たちをはじめ、葛飾北斎などわが国を代表する絵師たちも、こぞってさまざまな妖怪画を描いています。
 それが明治期の文明開化の時代になって以来、しばらく妖怪画はパタッと描かれなくなりました。ところが、月にも行けロボットが活躍するようになった科学テクノロジー全盛の時代になって、摩訶不思議、妖怪たちに再びスポットをあてた漫画家が登場しました。
ご存知、『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親 水木しげるです。
 本展では、そうした古今のすぐれた妖怪画を紹介。と同時に、世界の妖怪(妖精)や魔女についてもズームインしながら「はたして妖怪とは何者?本当にいるのか、いないのか?」
その謎に「ググッ!」と「ゲゲッ?」と迫ります。

 

水木しげる先生の妖怪画は、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で親しまれている方も多いと思いますが、本展では「ゲゲゲの鬼太郎」などから先生の作品も多く展示されます。テレビアニメを毎週欠かさず見ているという子供達にも楽しんでもらえると思います。そして、妖怪画から、昔の人々の創造力の豊かさを知ることができる機会でもあります。
老若男女問わず、楽しんでいただける企画展です。ぜひ、夏休みは米沢市上杉博物館で、妖怪たちとのひと時をお過ごしください。

会期:2008年7月19日(土)〜9月15日(月・祝)
休館日:7月23日(水)、8月27日(水)
入館料:一般 400円(320円)/ 高・大学生 200円(160円)小・中学生 100円(80円) ( )内は20名以上の団体料金

問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238−26−8001
2008.07.18:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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