Mt,Gassan:いつも背後を守ってくれている様な存在かなぁ。:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
Mt,Gassan:いつも背後を守ってくれている様な存在かなぁ。


「五月晴れ」と言うに相応しい朝になった。

「月山」も、今日はくっきりと見えて、嬉しい。

仮に今日の様に晴れていても、やまがたの方からだと、
けっこう雲や靄に隠れていてる事が多いし、冬季はもちろん雪雲の中だし、
雪起こしの頃の鉛色の空は月山から降りてくるし、
なかなか姿を見せてくれない。

「月山」には、いろいろな想いがある。

幼い頃…自分を囲んでいる世界が未だ小さかった頃、
Oyaji達が「月山」の事を眺めたり話しているのに、
私には「ガッサン」という音だけは存在していたが、
かなり成長するまでは、その姿は全く見えなかった。

そして…、

登山はじめ、息子達とのスキーの夏合宿や競技大会、
大井沢釣行時に見える大きな白い山塊、
中腹の沼にボートを浮かべてのブラウントラウト釣り、
森 敦の小説「月山」の世界、熊谷達也の小説「迎え火の山」の世界、
肘折温泉の湯につかりながら聞いた「雪起こし」の雷鳴の大きさ、
もちろん山菜やタケノコ採りも。。。。

思えば…幼い頃から今日の今日まで、自分のココロというか、
脳みその中に、ずっと「月山」がある様だ。

それも、普段はあまり意識もしてないんだけども、
割と大事な時にふと思い出す…という様な、
<いつでも自分の背後を守ってくれている様な存在>という様な、
世で言う「親」というか、ちょっと大袈裟に言うと
「命の源との繋がり」みたいなのに近い感じかなぁ。


近辺では、そろそろ「ヤマブキ」が眩しい頃となったが、
今日は、所用で山には行けそうもない。(残念;)
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