佃煮するに、程良い「山椒の実」をGET。:山形の歴史・伝統
山形の歴史・伝統 |
佃煮するに、程良い「山椒の実」をGET。
2010.07.18:Copyright (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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早朝の山とは言え、高山ではないのでこの時期は暑い。
拠って、源流の様相の沢沿いを歩ける蔵王山系某所へ。
まだ朝霧が残っていて多少は涼しいが、
霧の薄い切れ間からは、強烈な夏の陽射しが。
なんだか、NHK大河ドラマ「竜馬伝」とかの、
非常に凝った映像っぽかった。(笑えない;)
ま、最近はハイビジョン撮影とかが主流になりつつあり、
また、あらゆるデジカメも非常に高解像度となって来ているので、
誰もが「鮮明で具象的な表現」が可能になって来ている。
ネットの世界も同様である。
そんな中にあって「竜馬伝」の映像表現は、
単純な鮮明さとか高解像度というよりも、
迫力とか味わいとか見せるべきモノを見せる表現・・・、
いわば「抽象表現」というのが入り込んで来ている。
ま、そんな兆候は映画の世界では、
ここ10年ほど以前から見え隠れし始めていた気がするが。
ま、時代は、具象から抽象に移って来ている、と見ている。
ハナシがモロに逸れてしまった。。。
日があまり当らない暗い沢近くで、まだ柔らかい「山椒の実」を見つけた。
指先でやや強く摘むと、中の種まで潰れるので、
大好きな「山椒の佃煮」をつくるのに丁度良い。
山椒の佃煮の素晴らしは、京都で覚えた。
帰宅し、採って来た山椒の実にくっついている軸っぽを
ひと粒ひと粒指で摘まんで取り除くという、
非常にチマチマと手間のかかる作業を行い、
ようやく両手一杯分の原料が出来た。
その後佃煮にするが、そのままではあまりに香りが強烈過ぎるので、
加減がなかなか難しいが、先ずは軽く湯掻いて水にサワシ、
適度に香りを飛ばしてから佃煮にするのだ。
熱々のご飯にのせても、冷や奴にのせても、そして酒の肴にもGood!である。
P.S.
やまがたも、今日が梅雨明けだという。
ウメボシの「干し」は、「梅雨明け3日」と言われる、
夏のクリアで強烈な陽射しが原料でもある。
その前準備として、「紫蘇」を3回ほど塩揉みしてアクを取り除いておく。
↓↓↓は、2回目の塩揉みとそのアク汁(泡に部分)。程よく発色している。