屏風ライブ第4弾「屏風から聴こえてくる音 琴鼓’n管」終了!:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
屏風ライブ第4弾「屏風から聴こえてくる音 琴鼓’n管」終了!
10月29日(金)、屏風ライブシリーズ「4つの扉」最終第4弾「屏風から聴こえてくる音
(ネ)琴鼓’n管(キンコンカン)」
の公演が無事終了しました。

長く続けてきたこのシリーズも、お蔭様でついに最終回となりました。
今回来て下さった地元の方、遠方からの方、皆様本当にありがとうございました。
そして他の屏風シリーズに来て下さった方々にも、心から御礼申し上げます(^ω^).。oо○。

メンバーの皆さんは、前日の28日(木)、天気はあいにくの雨、しかも真冬のような極寒の
中での米沢上陸でした(||゚Д゚)。
しかしながら、皆様旅慣れたものでダウンジャケットやヒートテック2枚重ねなどで大正解!
の装い。元気に博物館見学ののちリハーサルへ。



翌日は、うってかわって快晴に(○^Д^○)!

さて、本番は、リーダーの小林さんのソロから始まり、客席からチャンゴのチェ・ジェチョル
さんが登場。
会場は小林さんのドラムさばきに固唾を呑みました。
   
全員がステージに浮かび上がり、フランク・ザッパの「KING KONG」へ。


その後、エリック・サティの「ジムノペディ第1番」、サックスとマリンバとビブラフォンでの
チャンチキトルネエドの「飛行場を超えて」。女性2人の軽やかな演奏がさらに曲を新鮮な
ものに変えてくれました+。:.゚.:。+。



1部最後は前回第3弾でも御馴染みの、サックス鈴木広志さんの洛中洛外図CD収録曲
「金の雲」から、「霧」と「イヌに追われて」をさらに変わったアレンジで。
やはりこの2曲はとても華やかで心をざわつかせる何かがありますね。
鈴木さんの演奏はさらに深みを増していました!

意外なものが楽器に!


2部は、昭和の名曲「月がとっても青いから」、江戸の祭囃子を素材に音遊びをしたサックス
の「お祭り」、小林さん作曲の韓国の独特で複雑なリズムを活かした「ハケノミチ」へ。


ここでジェチョルさんが9月末まで行った京都から博多まで歩く旅=“チャンゴ・ウォーク”
のことや、楽器の紹介などさしはさみつつ、


コンサートはいよいよ佳境へ!小林さんの洛中洛外図CD収録曲「あまくだり ありくありく
洛中洛外」より、「雲」「遊」「営」「祷」。


後半、ステージから客席へ自由自在にチャンゴを叩きながら舞い踊るジェチョルさんと共に、
会場は一種独特のオリエンタルで優雅な世界となりました。


続いて韓国のリズム‘クッコリ’にのせて、大胆なアレンジを施した「My favorite things」。
ジェチョルさんの歌声が、独特の節回しはもちろん、大地のエネルギーを吸収し、体全身
から湧き出すような力強さに満ちていて、何とも言えず感動的でした。


アンコールの小林さん作曲「田園の東」、「チャールダッシュ」で公演は終了。


あっという間の2時間。格好良くてユニークで刺激的、意外性に満ちた本当に一瞬の夢の
ようなコンサートでした。
メンバーの皆さんは、才能豊かで個性的で楽しくて心の温かい人達ばかり。
…でもこれは今回に限らず、屏風シリーズ出演者の方全員に言えることでした。
何よりもこの米沢でこんな素晴しい人達と出会えて、CDを作り、コンサートを出来たことが、
伝国の杜にとって最大の財産になったのではと思います。

小林さん、鈴木さん、ジェチョルさん、相川さん、上原さん、ありがとうございました!
また別の場所でお会いできることを心から願っております。

そしてこのシリーズに足を運んでくれたお客様、またのお越しをお待ちしております!!

2010.11.01:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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